2008年冬モデルから、「iアプリオンライン」なるサービスがスタートされてます。
気になったので、iアプリオンラインの開発方法を軽く調べてみました。
このiアプリオンラインは、当初はトラステッドアプリ(iαppliデラックス)でのみ作成可能なようです。
iアプリオンラインには、大きく2携帯あり、「クライアント-サーバ型」と「Peer to Peer型」がある模様。
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■クライアント - サーバ型
iアプリと任意のサーバで通信を行う形態。
サーバ側で複数のiアプリを関連付けさせ、対戦ゲームっぽく仕立てるやり方です。
当然、iアプリ とは別にサーバ側の開発も必要になります。
iアプリ と サーバ間のI/Fは SocketConnection の openInputStream / openOutputStream メソッドを利用して実装するようです。
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■Peer To Peer型
端末間で直接通信を行う接続型です。
といっても、Bluetoothや赤外線での通信ではなく、docomoのネットワークを使った通信になります。
つまり、iアプリ - docomo網 - iアプリ な感じです。
一見すると「サーバ」は不要そうですが、2つのiアプリを関連付けるためのマッチング サーバが必要になります。
おおまかな流れは、
1.docomoからグローバルIP&ポート番号を割当ててもらう
2.取得したIP&ポート番号をサーバに通知
3.対戦相手となる端末のIP&ポート番号情報をサーバから受け取る
4.対戦相手との接続
といった形で、上記の2.、3. でサーバへの接続を行います。
接続完了後は SocketConnection の openInputStream / openOutputStream メソッドを利用して端末間の通信を行うようです。
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どちらの場合も、該当の端末(iアプリ)に対し、DocomoからグローバルなIPアドレス&ポート番号 を払い出してもらうことになるようです。
現在は、公式コンテンツ(トラステッド)のみの対応だが、将来は一般公開 もあるらしい。
そんときには、色々と面白いことが出来そうかも

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