2008年冬モデルのdocomoが「iウィジェット」なるサービスを搭載したことにより、主要キャリア全てで「ウィジェット」が利用可能な環境が整いました。
このウィジェットを作る側から見た場合のメモをまとめてみました。
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■キャリア:docomo
名称:iウィジェット(ミニアプリ)
作成方法:
iアプリとして作成する(Java プロファイル:Star1.x)
特記事項:
・プロファイルがDoja5.x から Star1.xに変更になっている。
・iウィジェットはミニアプリ と呼ばれ、通常のiアプリ(フルアプリ)と比べて色々と制限がある。
・Star になっても、「XMLパーサー」的なクラスは無いみたい。
(相変わらずカンマ/タブ区切のデータでI/Fする必要あり)
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■キャリア:au
名称:Au au one ガジェット
作成方法:
HTML/CSS/Ajaxで作成する??
Opera ウィジェットがベースとのこと
特記事項:
・EZweb公式コンテンツプロバイダのみ作成可能な為、情報が少ない・・・
・依頼すればau one ガジェットを低価格で作ってくれる会社がある。
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■キャリア:ソフトバンク
名称:モバイルウィジェット
作成方法:
HTML/CSSと及び設定XML(config.xml)をベースとする。
Script系については
・ECMAScript-Mobile Profile
・JavaScript1.3の一部
・Enhanced Script
で実現するらしい。
又、最大表示時にはFlashの表示が可能
(但し一部の機能制限あり)
特記事項:
・コミュニティ等も充実しているので、作りやすいかも。
・iPhoneについては対象外
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■キャリア:ソフトバンク
機種:iPhone2.x
恐らくはObjective-Cを使って開発する。
特記事項:
・仕様は公開されている+サンプルソースを公開しているサイトも結構ある。
・開発には、Mac OS X 10.5 が必要
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■キャリア:ウィルコム
名称:ウィルコム ガジェット
作成方法:
未公開
(仕様公開を検討中らしい)
詳しくは見てみないと分かりませんが、キャリアによって実現可能な内容にも差が出てくるんだろうと予想されます・・・

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