車庫を見ると、可愛い訪問者が覗いていた。近所の猫さん。
「モグちゃん、いますか?」
「お隣さんの家の方にいると思うんだけど・・ちょっと呼んでくるね!」
私はカメラを手に、また観察することにした
あきらめた様に、ドボトボと帰ろうとする猫さん。
と、その時。
お隣さんの畑の方からモグが走ってきた。
「待って〜!」
猫さんもモグに気がつき、戻ってきた。モグは身を低くして待っていた。
段々と近づく二匹。 この後、どうなるんだろう。。
「やっぱり遊ばなーい」
モグは気が変わったのか、クルリと家の方に帰る様子。
「帰っちゃうの?遊びに行こうよ」
家の敷地内に戻り、猫さんを見送るモグ。
猫さんはあきらめて、寂しそうに帰っていった。
モグには、あの溜まり場(植木置き場)へは行けない深い訳があるようなのだ。



かつて、約一年半前は毎日通っていた場所だったが。。

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