8月(11〜15日)に行った中国福建省の写真が、大量にでてきた。
・・・とはいえ、PCの中から、であるが。
ほんのすこし見返すつもりで見始めたら、時を忘れた。
心ふるわせるショットが、かなりあることに気づいたのだ。
それはもちろん、きわめてパーソナルな情動なのかもしれない。
しかし、今のぼくには、むしろある部分で沖縄よりエキゾティシズムを揺らすモチーフとなっている。
1泊目、こんなホテルに泊まってしまった。
すると、廊下は、こんなふうに曲がっていた。
当たり前なのだろうけれど・・・ちょっと感動した。
曲がっていて、先が見通せない(だから、当たり前だって)
まるで、SF映画かアニメの一場面ではないか(レトロな比喩)
しかし、廊下に飾られたアートは、たしかによかった。
たいてい、ホテルのアートは、「盗られても仕方がない」とあきらめきったへなちょこしか置いてない。
いい場合にも版画が多い(シリアルナンバーから足がつきやすい)。
でも、ここのアートは数も多く、見ていてなかなか見飽きなかった。
(もちろん、中国のアートを正確に評価する目は、ぼくにはない)
ただ、部屋の内部がどんなふうだったかは、うまく思い出せないのだ。
ふつう、イヤになるほどホテルの部屋を撮るのだが、なぜかここで撮ったのは冷蔵庫の中身(中国の飲料水)だけだった。
おそらくは、あまり印象に残らない部屋だったのだろう。

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