2009/10/1  13:32

道化師のコンサート  出来事

 一昨日から2日続けて公演を観ている。僕のマイムの師匠あらい汎さんの劇場、汎マイム工房にて「道化師のコンサート」が9月29日から10月4日まで行われていて、クラウン芸、パントマイム、ジャグリング、ダンスなど様々な芸人がこの一週間、舞台に花(赤い鼻)をそえている。

 初日は同期の「たかくわみえ」とシルク・ドゥ・ソレイユのクラウン「アナトリー・アッカーマン」のAプロ公演。本当に面白かった。アナトリーさんのクラウン芝居はさすがだったし、くわっちのパントマイムカラオケショーも相変わらず笑わされた。アナトリさんはお台場でやっている「ZED」のメインクラウン。早く観に行きたい。

 二日目のBプロは後輩の石川詩織、山羽真美子、そしてゲストには大好きな三雲いおりさんの公演だった。後輩2人の成長ぶりもすごかったけれど、やっぱり三雲さん。初っ端の出おちから、客席を巻き込むフィナーレまでずっと笑いの連鎖がとまらない。やっぱりすごいな。クラウンていいなと思わせる時間でした。


 毎回久しぶりにあの劇場に行くと不思議な感覚にとらわる。あの客席に座って舞台を眺めていると、自分が稽古していた頃の風景が蘇り、なぜか体が軽くなって宙にういていくような感覚になる。何か作りたくなる。稽古場にしみついた役者の汗の匂いと隣の美人のお姉さんの幸水がまざって何ともいえない。とても気持ちがいい。

 太田省吾さんの転形劇場の時代から、あらいさんの汎マイム工房まで40年以上経っている劇場だが、本当に独特な雰囲気だ。もともと印刷工場だったことを思わせる風貌、長ーい階段、トイレ、ロビー、倉庫、壁、天井、古風な照明機材、舞台上手の柱、すべてが無言で自分を見ているようで(別に怖い場所ではありません)ちょっと緊張する。

 一人立ちしたくて飛び出した場所ですが、戻ってくるたびに胸がいっぱいになる。初日の公演後にあらいさんと飲んだら、あらいさんはいつものように言ってくれました。「芸人はどんなに上手くなったって、自分はいつも底辺に置いて上を見てるもんだ」と。帰りの自転車で涙がポロリ。ありがとうございました。

 今夜もやっています。ぜひ足を運んでください。今後の出演者は五十嵐佑介、井川ちなみ、小西洋輝の劇団員に加えて、ゲストにはチカパンさん、バーバラ村田さん、ふくろこうじさん、細川紘未さん、本田愛也さん、JIDAIさんという錚錚たる芸人さんが登場します。

 そして10月15日、16日は「あしのうら」私、バロンのソロ公演です。プーク人形劇場です。お間違いなく。

 劇場は本当にいいもんです。

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