コシさんBD  ライブ

2年前。

キングオブ変身忍者が僅か8ヶ月で解散。
戦略的に上手く行ってたんで正直イタかった。
どんなにプランを練っても一寸先はハプニング。
落ち込んだらマズイから暮れから来年にかけての方向性を慌てて模索する事にした。
丁度、その時期にコシさんから自分の誕生日にライブやるからというオファーが来た。
ズッと一人でやってきて、一人でやる事の寂しさとかってのは無かったのだが(俺の発想する物はとても他人絡みでは出来ない、今でもそういう部分はまだある)人と絡む事での影響…波紋…そういうモノを操りたいという気持ちが芽生えていた。
(キングオブ変身忍者の相方がメジャーバンドに所属していた過去を持っていたというのもあるが、それはそれは絶大な効果を発揮していた)
音楽的に厚みがどうのこうの…ってのは表向きな事で、そんなもん一人オーケストラの俺にはあまり関係はなくて、一人で池に石を投げるのは限界がある。
複数でアチコチ投げ入れる事によって拡がる波紋が楽しかった。
八王子のライブバー「パパビート」の店員さんが小さな誕生日ライブを開催。たったそれだけの事だったが、何か光明が差している気がした。
身内ノリが大嫌いな俺は正直悩んだ。
貸切で店員さんが友達100人呼んでパーティーするからギャラも出すし余興でやってくれっていうのなら話は別。
誕生日ライブとはいえ企画にブッキングされただけ。
俺がライブやればコシさんを知らない人だって来る可能性はゼロではない。
だからステージにあげる事にして、彼女の得意なケーキ作りを利用して「俺の曲が終わるまでにケーキが作れるのか?対決」やらなんやら盛りだくさんでやった。
紙芝居のコシさんと会話するという手法は別の紙芝居でも活用した。
最終的にはハリマやジープやケータも巻き込んで、お客さんから「全くイヤミなかった」という評価も貰った。
バースデーソングを歌わなくても「おめでとう」と言わなくても誕生日ライブは出来る。
今年に入ってコシさんはちょいちょいステージに上げさせられるようになったので、俺の役目は終わりだな〜という気がしていた。
結局は身内ノリが一番盛り上がるんだな…という。
去年はステージに上げなくともコシさんに「劇画塩越和子」を歌わせるという技も披露したが今年は一切ナシ。
紙芝居のみで構成した。

2年前のライブから人との絡みを増大させてお茶の水での「少年変身忍者」の原型。今年の生誕祭から「墓石式脳天ドライバー」も誕生した。
発想のネジをちょっと緩めたら拡がった。これら全ては2年前からで、コシさんには感謝している。
そういう意味では熊谷のフリマライブで話しかけて来た「キングオブ変身忍者」の元相方にも感謝。

「おめでとう」より「ありがとう」
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