かわいがり  フィクション…?

土曜日、「朝まで生テレビ」のテーマは大相撲だった。
寝る体勢で観れるところまでしか観なかったが、面白かったかな。
竜虎が責められるとボロを出す感じとか。
黒金ヒロシが居たらもっと面白かったような。


例の事件の事が主だった。
「かわいがり」ってのは別に相撲の世界だけじゃないからねぇ。
週刊現代がナニを思ったか攻撃したから明るみに出ただけで。
その討論にはレスリング、女子プロレス、ボクシング
色々なジャンルから参加していたけど何処の世界にもあるし。
スポーツだけじゃない。
一般社会だってある。
俺は豆腐屋で体験した。


社員として入ったから仕方がないといえば無いのだが
元々、生涯骨を埋める気なんてサラサラ無かった。
製造から販売に移って、生活するために仕事した。
店長や先輩も最初は分かっていたけど
俺も負けず嫌いだったから次々とこなしていった。
面白がったのか知らないけど向こうもガンガン難題を出してくる。
このレベルまで行ったらもう良いだろう。
何度、思った事か。
その度に次のハードルを用意しやがる。
ひとつテクニックを覚えると、その上を行って俺を追い込む。
そんな毎日だった。
今でもそこら辺の売り子の兄ちゃんには負けない自信がある。


向こうは「鍛えてやる」感覚だったと思う。
悪気なんて無かったハズ。
でも、俺にしてみりゃ立派な「いじめ」としか当時は思えなかった。
今思えばアレも表現だから凄く勉強になったし、避けていたら今の俺は無かったかもしれない。
でも、店長候補に成り上がってしまって辞めるに辞められない。
こなしたって面白くもなんとも無い。
毎日の売り上げに胃がキリキリ痛む。
販売が好きならば、それも耐えられるだろう。
でも、俺はこんな事する為に上京したんじゃない。
ホント「逃げるか死ぬか」の状態だった。

それでも耐えて耐えて流れが変わって結局、閉店になってしまったが…

アレも「かわいがり」

竹刀なら良いけど金属バットはダメなんてそんなモノで線を引く問題じゃないだろう。
「しごき」と「いじめ」の境界線がかなりボヤけていると思うけど
あの事件は会社で言葉責めなんかで苦になって自殺したなんて事件と同じだと思う。

プロレスでも新弟子の「夜逃げ」ってのは定番で良くある事だけど
追っかけて連れ戻したなんてのは聞いたこと無い。
逃げたら追わないのがせめてもの優しさだろう。
協会も悪いし、親方も悪いし、そこだけ取り上げるマスコミも悪いし、良い時だけ良い顔してる何処まで行っても高みの見物の俺たち視聴者も悪い。
いつでも泣くのは被害者だ。
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