whaplog

　チャンネルをカチャカチャと回していたら『行列のできる法律相談所』で"人間スプリング"という芸をやっていて、それがなかなかおもしろかったので紹介します。
　アイオン・ヴェニアミン・オペリアさんという人が“バネのおもちゃで遊んでいるときにヒントを得て、このパフォーマンスを考案したそうです”。日常のあらゆるところにアイデアの可能性というのは含まれているんですね。やっぱり観察と遊びって大切だよなぁ。
　頭部がないにせよあきらかに身体を思わせる形体と、中に人が入っていることを観る人に前提として印象づけながらも、バネによる伸縮性や柔軟性、そしてこのスケールのせいで人間にまったく見えなくなる、もしくはなかに何人入っているのかわからなくなる瞬間がある、のがおもしろいなぁと思いました。よく考えられている動きだと思いました。
　TVではもっとカメラの距離が近く、また番組のセットとの対比でスケールの変化がよりはっきりと見え、僕としてはYouTubeよりおもしろく見えました。

Human spring

告知にて失礼いたします。
若手批評家・研究者3名によるレクチャーとディスカッションを
3時間（18:30−21:30）のあいだに行なう贅沢なセッションです。
たくさんの方々の参加を願っております。［筆記者：印牧］

…………
Yotsuya Art Studium レクチャーシリーズ

批評（創造）の現在――1［10月21日］
講師=伊藤亜紗／上崎千／柳澤田実
http://www.artstudium.org/news/2008/10/_1_1.htm

現在その先鋭な活動で注目を集める若手批評家・創作者が、各回3人でセッション形式のレクチャーを行なう「批評の現在シリーズ」。第1回目は伊藤亜紗氏（パフォーマンス／文学研究）、上崎千氏（芸術学・批評・アーカイヴ理論）、柳澤田実氏（哲学・キリスト教思想）をお招きし、運動とその記述をめぐって以下のテーマでレクチャーを行なっていただきます。
芸術表現の根底にあるアポリア、ムーヴメントとドキュメントの一致の不可能性と相補性が、様々な事例から考察される貴重なセッション。ぜひ奮ってご参加ください。レクチャー後にはディスカッションを予定しています。


身振りの生態学：動きの意味、それってどういう意味？
――プリミティヴ・アートからパフォーマンスへ
柳澤田実
―
批評とパフォーマンスの交差点：PCM（偏執症的批評方法）について
――ダリとマリネッティ
伊藤亜紗
―
ペイヴメント：舗装道路と「印刷された問題（printed matter）」
――ルシェーの『Every Building on the Sunset Strip』を読む
Pavement on the Printed Matter
Edward Ruscha, Every Building on the Sunset Strip (1966)
上崎千


●今後の予定…………［受講受付中］
第2回｜11月4日（火）｜講師＝池田剛介／黒瀬陽平／沢山遼
第3回｜11月18日（火）｜講師＝千葉雅也／平倉圭／福嶋亮大
第4回｜11月30日（日）｜講師＝福永信／松井茂／水無田気流
第2回・第3回 18:30−21:30、第4回 17:00−20:00

講師プロフィールはこちらからご覧ください。
http://www.artstudium.org/kouza_theory.htm#critics

※シリーズ＋関連企画シンポジウム申し込みで受講料割引あり。

［申し込み方法］…………………………………………
お電話／ファックスでまたは直接ご予約ください。
（定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください）。

■日時 ： 2008年10月21日（火）18:30−21:30
■会場 ： 四谷アート・ステュディウム講義室
地図>> http://correlative.org/access/index.html
■受講料 ： 2,000円（特別価格）
■お申し込み / お問い合わせ
四谷アート・ステュディウム事務室（校舎2F）
tel. 03-3351-0591 / fax. 03-3353-7300（日曜・祭日 休）
■主催 ： 近畿大学国際人文科学研究所

以前言葉遊びの文章を思いつきにまかせて書いていたら、
「終わりに悲しみはない／悲しみに終わりはない」
というのを思いついた。
これが出来上がった時少しだけ手ごたえを感じた。
しかしこの文章は現実的に考えれば間違っている。
普通に考えるのであれば、
「終わりに悲しみはある／悲しみに終わりはある」
のはずだ。
だがこの文章は、
「終わり」と「悲しみ」の位置を換えただけであり、
もちろん文法としては間違っていない。
それが現実と対応していないことで、
逆に文章としてひとつの説得力（もちろんささやかなものだけど）を持ちえたのだろうか。

□小池浩央さんが新宿眼科画廊にて個展を開催します。

■　2008年10月09日（木） 〜 2008年10月18日（土）　12:00〜20:00（最終日〜18：00）
■　小池浩央個展
■　『A/R』

　プライベートな親密さ、と同時にファッション写真を思わせるポップな感性が、日本人の作家とは思えないような洗練によって作り出されている写真だと思いました。興味のある人はぜひ！

ホームページ：新宿眼科画廊

□高嶋晋一さんがGallery Objective Correlativeにて個展を開催します。

■作家 ： 高嶋晋一
■会期 ： 2008年10月10日（金）─10月26日（日）
■休廊日 ： 10月13日（月・祝）
■開場時間 ： 11：00─19：00
■企画 / 主催 ： 近畿大学国際人文科学研究所　四谷アート・ステュディウム

　ゴンブリッチが語るような「再認」の問題が、絵画ではなく、鑑賞者が今まさに目の前で動いている対象（映像・パフォーマンス）を捉えようとすることによって直接的に引き起こされる作品のように思えます。興味のある方はぜひ！

ホームページ：GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE

□僕も旧坂本小学校にて行われるサスティナブル・アートプロジェクト2008にゲストアーティストとして展示します。槙原泰介さんも同じくゲストアーティストで参加しますよ。

■開催期間　2008年10月18日（土）―11月8日（土）　無休
■開催時間　11：00−18：00
■入場料　　無料　　　

この企画では、芸大生はもちろん、海外からもアーティストを呼んで展覧会をします。また、上野タウンアートミュージアムとしてその時期いろいろなイベントが開催されています。興味のある方はぜひ！

ホームページ：サスティナブル・アートプロジェクト2008『事の縁』　　　　　　

今井さんから展示の告知をいただきました。
横浜トリエンナーレも開催されていますし、ぜひ！




展覧会のお知らせです。

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期間　2008年10月11日(土)〜11月2日(日)
時間　平日11:00〜18:00、土日11：00〜19：00
会場　ZAIM 別館4F

お問い合わせ　Hatch Art　Email：hatchart@gmail.com

主催： ＺＡＩＭ（財団法人横浜市芸術文化振興財団）、Hatch Art
企画： Hatch Art
助成：アメリカ合衆国大使館
後援： 横浜市、神奈川新聞社、TVK（テレビ神奈川）、ＲＦラジオ日本、ＦＭヨコハマ、横浜市ケーブルテレビ協議会
協力：ギャルリーパリ、ヒノギャラリー、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ、ZENSHI、Shinohara Fine Art

Artists：
フランシス真悟（米国）
カデム・アリ（パキスタン)
ダタン・クリスタント（インドネシア/オーストリア)
カトウチカ（日本）
今井俊介(日本)
エヴァ・テッペ（ドイツ）

イベント
2008年10月11日(土)19:00-21:00、オープニングパーティ、パフォーマンス
2008年10月12日(日)14:00-16:00、 アーテイスト・トーク

http://za-im.jp/php/news+article.storyid+353.htm

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という展覧会に参加します。

よろしくです。