9月の16日から10日間"CET2004"というイベントが開催される。
CETとはCentral East Tokyoの略で、山手線の東側、北は浅草橋から南は八丁堀、神田や日本橋周辺の地域の事を指す。不況やビルの空洞化が激しい昨今、この地域にはポテンシャルの高い空きビルが多く眠っているそうである。そんな空きビルを使ってアートを展示しようというのがおおまかな概要である。
なぜそんなことをするのか、それはIDEEのR-projectやCNNといった団体が東京のアートやデザインの中心地にしていこうと目論んでいるからだ。そう、言ってみればチェルシーやD.U.M.B.O.みたいな地域にしようって事だ。なかなか難しいことに取り組んでいるみたいだが、ここ1年半ぐらい僕は非常に興味深く見守っている。リノベーションのブームも手伝ってか、じわじわとCET地域の人気は高まってきており、特に若者には肯定的に受け止められているようである。
地元商工会も生き残りに必死だし、若者が可能性を感じはじめている。両者の思惑が一致してこのようなイベントが開催される。そこに足を運ぶ観客がいてこそこの街が育っていくんだと思う。みんなでこの流れに乗ってみるのも面白いのではないでしょうか。
見に行く価値はあると思います。作品のレベルは置いておいてね・・・
詳しいことは
こちらで見れます。
メイン会場は
RE-KNOWッてところです。日本橋にでかいギャラリーを併設したレジデンシャルオフィスだそうです。
場所は違いますが世田谷の池尻中学校の跡地を使っても
面白い企画が進んでます。
ギャラリーもできるそうですよ。
とにかく身の回りで面白いムーブメントは起きているって事ですね。
それに気づくかどうかが大切なんですね。