みました?マトリックス。
余談から。私が高校3年生、予備校の現役生だったとき、シュウヘイさんという3浪がいた。そのころから、、実際超えようとも思わない壁があるのです。その人は今バイトが一緒で、実際話してみるととてもイイ人なんですが、やはりなにか見えない壁があるのです。私とシュウヘイさんは家が割と近くて、いつも愛用している映画館も同じ、この前、同じ回の同じ映画を観ていたことが発覚したのですが、後日になってわかったことで、はち合わせすることもなく、やはり接点が微妙にずれているのでしょう。
先日バイトで同じ現場だったので、帰りは一緒に帰ってきたのですが、話す内容、特に電車の中での会話というのはまわりに気を使い、その時は夕方のラッシュ時だったし、自然とたあいもない映画の話になりました。
シュウヘイさんはどんなのをみてるのかというと、マトリックスやキルビルは押さえとくよという感じで、じつは一番興味があるのは織田裕ニだったのでした。映画というよりも織田裕ニ。織田裕ニはしっているけど、織田裕ニをそこまで追っかけていない私は、踊る大捜査線、世界陸上くらいしかわからない。またそこで壁を感じる。でも織田裕ニの話はつづく。シュウヘイさん曰く、織田裕ニはあらゆる面において、すごいらしい。目がはなせないらしい。私はそこまで織田裕ニについて話すことができない。
シュウヘイさんの趣味、それはクワガタ、自転車をこよなく愛する男で、絵に書いたような男の子気質なのだ。一方私といえば、そこまで愛をかけるものは何も持っていない。いつもなにしているの、と聞かれれば、お酒くらい。シュウヘイさんはお酒はのめない、飲みにいったとしてもカルアミルクの男なのだ。最近ではビールも口にするようだが、少量をゆっくりのんでいる様子。またしても壁が。
なぜシュウヘイさんについてここまで書いたのか。実は私にもわからない。シュウヘイさんは私の円の中にいる人ではない。周縁の人なのだ。円のなかにいたとすれば、迷うこともない。周縁に立ちはだかる壁が、いつも迷わせる。
が。ひょっとしたら、周縁のほうが長い間存在可能なのかも、という考えが浮かぶ。
いままで円の中に入ってきてはコアにいきすぎて、やがて消えていってしまった存在。数多くある。ひょっとしたら、最後まで残っているのは、シュウヘイさんや織田裕ニやカルアミルクなのかもしれない。
で、マトリックスに話を戻します。
コアになり過ぎた存在、スミスやネオ、トリニティはやはり消えたね。マシンの許容範囲をはるかにこえてしまった。フランス人やオラクルはまだいるのだろう。すべてはアーキテクトのプログラムで?最後に太陽がのぼって平和や希望がのこされたのか?明るい未来という感じで、よかったのだか、なんだったのか。
つか、よくわからない。よくわからないまま、ドラゴンボール実写板。
いや、もしかしたら消えてないのかも。マトリックスでは死はフリーズなのかもしれない。共生を目指したネオは、愛をもって、存在可能になったのかもしれない。愛や運命は言葉でなく関係。うぷぷ。くさくて非常に笑えるんですけど。
ぜひみにいってください。そして、ばかなわたしに、教えて下さい。
そういえば、シュウヘイさんとさよならしたとき、これからマトリックスみにいく言っていたが、いったのかな?ちなみに、映画館でニアミスした時の作品はHEROでした。中国?のワイヤーアクションの。シュウヘイさんはワイヤーにも興味があるらしく、キルビルでもあそこにワイヤーがあったなどと、ワイヤーについて熱くなっていました。ワイヤーもわたしにとっては周縁です。そんなのあまり注目していませんでた。
以上、これがシュウヘイさんの目にふれたら、ぼこぼこでしょう。でもドキドキする。いひひ。