只今9/12オープンに向けて,自宅を改装した飲食店「TOKIYA」の準備中です。ここ2〜3日はメニュー作りのために,近辺のカフェめぐりをしてみましたが,そこで思ったことを少し書いて見ようと思います。
まずは,カフェ飯から。
ご飯ものは,アジア風・南国風なメニューが目立ちました。主に沖縄風,韓国風,タイ風,ヴェトナム風,ハワイ風といった感じ。あくまで〜風がポイントで,決して本格的なエスニック料理ではなく,気軽に食べられていつもと少し違う味という特徴がある気がします。
味の決め手はナンプラー,オイスターソース,オリーブオイル。ハーブ,香菜や葉野菜(グリーンカール,エンダイブ,トレビス,セルフィーユなど)はいつもと違う見た目や味をうまく演出していました。
また,パスタもメニューに多く見られましたが,イタリアンビビンバ,パスタプレート(クリームパスタにラフティ)といったアジアンミックスなメニューにしていることが多いようです。
ネーミングについて。
味も見た目もちょっと違う感がありますが,メニューのネーミングも負けてません。コチュジャンとごま油のソースのオムライスはアジアンオムライス。水牛の肉を使ったカレーはバッファローカレー(おいしかったです)。ただの鳥ササミ梅肉添えにいたっては梅吹雪鳥ササミの乱。ほとんどギャグです。
おそらくカフェメニューは,数種類のソース,調味料,ハーブ,香菜そして葉野菜を使い分けて料理に差を与えていきます。同じ食材,調味料を使いまわすことは想像に難くありません。ですから,ネーミングの強さが,似通ってしまいがちなメニューの差別化に一役買っているのでしょう。
お酒の種類。
カフェはお酒自体があまり多くないみたいです。カクテルが豊富なところもあるみたいだけど,僕が入ったお店は例外なくお酒の選択肢が少なめでした。ビールは珍しい銘柄(すごい珍しいわけではない)を見かけましたが,焼酎,日本酒,ワインは各二種類ほどで酒屋でよく見かけるものがほとんどです。まあカフェは酔っ払う場所ではないのでしょう。
だた一ついいなと思ったのが,軽めのアルコール(アルコールの欄にはない)が意外と充実していることです。例えばホットワインのメープルシロップ(レモン入り)ですが,お酒の弱い女の子に優しいと思います。
ちなみに,バスペールエールという常温のビールもよく目にして,このビールは,すでに酔っ払っててクーラー直撃の席の僕のおなかにはとても優しかったです。TOKIYAでもおそらく置くでしょう。
と,こんなことを思いながらカフェめぐりしていました。どこのカフェも何種類かは看板メニューがあり,オリジナリティをだす工夫が感じられました。TOKIYAの看板メニューももう一工夫といきたいところです。駄文失礼します。