最近ネタがない…というかあまり面白くないかもしれない記事です。。。
ここ何日か下地作業が続いてます。
パテを盛っては削り、盛っては削りの繰り返し、、、それは数え切れない位、イヤになる位繰り返されます。
車の板金塗装などのパテ作業はほぼ平面に近い部分での作業なので繰り返しといってもせいぜい二回位繰り返せば”面”は出ますがこれだけ凹凸のある立体物になると一回や二回ではとても”面”は出ません。
「完璧」を求める為には何日もかかってしまいます。
裏話ですがこのパテ作業は塗装の工程の中でもかなり難易度の高い作業なのです。
新品のパーツをペイントする場合はこの作業は不要ですがワンオフパーツや古いパーツなどでは必要になります。
実際には低い部分にパテを盛り高い部分に合わせてサンドペーパーで削り、面を出していく。という言葉にすれば簡単なのですが、実際には歪みを確認する為には光が必要になってきます。
物自体に周りの景色などが映り込んだ時にその景色が歪んでるかどうかで判断しますがパテ作業の時はツヤが出ていない状態なので景色が映り込まない、、、
ではどうやって判断するかというと撫でてみてで手の感覚だけで判断します。
よし、完璧!と思って色を塗ってみると歪みが取りきれてなかったり今まで失敗は数知れず。。。
今は手の感覚だけで歪みがわかるようになりましたが今でも神経を集中させていないといけない作業なのです。
家も基礎が歪んでいれば家が傾いてしまうように塗装も下地の時点でキッチリと面が出ていないとそれが仕上がりまで影響してしまうのです。
あと何日で終わるかな、、、でも意外とこの作業好きなんですよね


2