最近はほとんど下地の仕事ばっかりで、、、
下地は非常に重要なのですがそんな画像を見てもおもしろくないかな〜と思い載せませんでした
という事で今日はメンタルな部分のお話でも、、、
ワタクシがピンストライプを始めたのは2000年位。
それまでは「筆」=「苦手」な意識が強くて避けていました。
しかし技法の一つとして習得したいなと思い挑戦しました!
毎年12月にホットロッドカスタムショーというのが横浜で開催されてましてその中で「ピンストライプギャザリング」という日本中のピンストライパーが出展するブースがあるのです。
ダラダラと練習していたらいつになってもうまくならないと思い、「来年のピンストライプギャザリングに出るぞ!」と決意して毎日徹夜で練習して見事初出展を果たしたのです。
毎日の練習でそこそこ描けるようになり「よし!これならいけるぞ!」と思えるレベルまで達したのですが”現場”では大勢の人に見られながらの作業になります。
イメージトレーニングで「見られてる」と思いながらの練習、、、
そんな事を毎日繰り返していたらだんだんと自信もついてきて、ショーの日も近づいてきて、、、当日は「なんとかなる!」と気持ちを強くもって臨みました。
ショー当日。
独特の雰囲気でイメージトレーニング以上の何かが自分を襲ってきます

当然緊張なんてしない訳がなく心臓バクバク





何をしてもこのドキドキは収まらず「どうしよう」と弱気になってしまいました。
そしてこのドキドキに襲われて弱気になってる自分に腹がたってきました。
ふいに「異常な程ドキドキしてるけど、普段の日常生活でこんなにドキドキする事ってないな〜」、、、と思って、「よし!だったらこのドキドキを思い切り味わってやろうじゃないか!!」と気持ちを切り替えたのです。
「ドキドキを消そうとする」のではなく「お〜、俺こんなにドキドキしてるぜ〜!」って感じで
普通に日常生活を送っていたらこんなドキドキを味わう事なんて出来ない。こんなドキドキを味わえる俺は幸せだな〜って。
「エキサイティ〜ング」って感じで
そしたら意外と冷静になれたのです。
人前で冷静にピンストライプを描いてると「緊張しないでよく描けるね」なんて言われますが緊張してますよ

人間ですから
でもこの緊張というやつを味方につけるといい意味でテンションが上がるし、「もっとたくさんの人に見てほしい!」なんて思えるようになっちゃうのです
WBCでイチローが「また一つ大きな壁を超えられた」と言ってましたがその時の自分も同じ気持ちでしたよ!
今では人前で描くドキドキに慣れてきてしまっているのでまた新たなドキドキを探しに行こう
では行ってきます



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