「ジェノタイプ2型の新治療ソバルディ➕リバに助成が付きました!速報〜🎵」
[肝臓関係]
肝炎治療戦略会議の速報〜(^O^)/
(家に帰る途中電車内でのアップで、誤字脱字ご容赦下さい。)
対応方針←今日決まった事
◯ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎、C型代償性肝硬変に対するソホスブビル及びリバビリン併用療法を肝炎治療特別促進事業における医療費助成の対象とする。
対象患者は、ジェノタイプ2のC型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変で、肝癌の合併のないものとする。
◯インターフェロンフリー(1型2型)に対する助成の申請にあたっては、原則として日本肝臓学会肝臓専門医「肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。ただし、自治体の実情に応じて、各都道府県が適当と定める医師が作成してもよいこととする。
◯インターフェロンフリー(1型2型)治療に対する助成回数は1回とする。
◯ソホスブビル及びリバビリン併用療法の助成対象となる治療期間は、12週間とし、副作用による休薬等、本人に帰責性のない事由による治療休止期間がある場合でも、助成期間の延長は行わない。
◯インターフェロンフリー(1型2型)で、不成功となった場合、以後のインターフェロンを含む治療について助成の対象とする。ただし、インターフェロンフリー治療不成功後の治療に対する助成の申請にあたっては、原則として日本肝臓学会肝臓専門医が「肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書」を作成する。ただし、自治体の実情に応じて、各都道府県が適当と定める医師が作成してもよいこととする。
※耐性解析について
◆再燃5例について耐性解析を実施
ベースライン及び再燃時のNS5B領域のdeep sequencingを実施
臨床分離株に対する薬剤感受性検査を実施
◆再燃5例に薬剤耐性は認められなかった
NS5B領域においてS282Tを含むいずれの耐性変異も検出せず
SOF及びRBVに対する感受性変化を伴う耐性株の出現なし
ゲノタイプ2型に対するソフォスブビル+リバビリンによる12週間の治療についての結論
泉並木先生
◆日本人のジェノタイプ2 C型肝炎/代償性肝硬変におけるSOF/RBV 12週間投与によるSVR12率は 96.4%
未治療群 97.6%、既治療群 94%
◆治療不成功(5例)は、いずれも再燃
再燃例に耐性変異は認められなかった
◆SOF/RBV の忍容性は良好
全被験者が投与完遂
安全性プロファイルは、RBV単独投与と同等
◆SOF/RBV 12週間併用療法は、日本人のジェノタイプ2型 C型慢性肝炎/代償性肝硬変に対する高い有効性と良好な忍容性を示すIFNフリーの簡便な治療法となると考えられた
《その他、会議の中で、議論されたこと》
☆インターフェロンフリーの助成がこの時点では、1型も2型も取り敢えず一回となりました。
また新治療が認可になった時に戦略会議を持つそうです。真夏に、、、?
☆インターフェロンフリーがダメで、インターフェロンを含む治療に戻る場合の具体的な個々の助成判定は、各都道府県に任せるようです。ちょっと微妙ですね。医者の裁量によるところが大きくなりそうですね。
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取り敢えずの報告です〜
50人以上の傍聴者がおりましたが、
ほとんどが、製薬会社でした。また、メディアも各社ほとんど来ていました。
その中でお仲間さん、YさんとKさんがいらしてました。
Yさんは、すでにブログで報告されています。どうぞご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ynsn6/
1型も2型もインターフェロンフリーでダメだった方のインターフェロンを含む治療の助成については、
以前治療していれば対象にはならないでしょうし、その場合はかなり複雑になってきそうですね。
ハーボニーも、1日も早く認可になってほしいです。
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