母が入院して2ヶ月余りになる。
誤嚥性肺炎を繰り返し、危ない状態が続いたが、今日車椅子に初めて座れた。
「お前は、幸せ?」と問う母。
「母さんが頑張って生きてくれているから、幸せ。母さんの子で幸せ。」、私。
「今までしあわせすぎたから、バチが当たったかしら・・・」と、母。
昨日は、胃ろうで流し込む長い時間の食事にイライラを募らせていたが、
今日は穏やかな会話が出来て、なんだか嬉しい。
長い間、癌やパーキンソンを患い、それでも家族の為に働き詰めだった母。
このところは、私の肝炎がストレスになり、認知症状も酷くなっていた。
だから、私の肝炎は、4年前のペガコペ治療で治った事にしてある。
その後の治療は、禁句だ。
父が逝ってから、生きる気力をなくしていた母が、小さな幸せを見つけようとしている気がする。
「口から、食べられるようになりたい・・・」
「頑張れ!」
大好きな詩
生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
、
、
すべての美しいものに出会うということ
そしてかくされた悪を注意深くこばむということ
、
、
いまいまがすぎていくこと
泣けるということ
笑うということ
、
、
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ いのちということ(中略)
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グダグダ言いながら、来週、最後の(予定)ペガシスを打ちます。
皆さん、色々有難うございます(#^.^#)

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