宿主側の遺伝子IL28B(TG…効きにくい)と、ウイルス側の遺伝子コアアミノ酸変異(70番はWで91番がM)とITPA(メジャー…貧血になりやすい)は、
前に調べてあったが、
ISDR(IFNの感受性決定領域の変異)は、調べてなかったので、
今回治療始まってすぐ(3月下旬)念の為に調べてもらった。ついでにIRRDRも(これは、まだわからない)
ISDR・・・4個
現在治療している病院でも驚かれた。
4個も、最初から変異してたら、とっくに治っていた???・・・という話だ。
昨日20年以上お世話になっている古巣の病院先生に
「IFN治療により、ISDRが変異するって事がありますか?」
と、聞いた。
「あると思う。論文も出ている」と。
調べて見つけたのは、こちら↓↓
http://www.kawasaki-m.ac.jp/hygiene/2006/education%20c/report/001.htm
山梨大の前川先生と榎本先生の
「HCVの遺伝子構造と抗ウイルス治療」についての論文についてのレボートを学生がまとめたものだ。
内容は、リバビリン投与後のNS5A配列比較でISDRの変異数が増加していた事。リバビリンがISDRの変異を増やし、IFN感受性をあげている、というもの。
自慢したい訳では全く全くない・・・・のです!
今まで何度もIFN治療して、周りに「おかしいんじゃない??」とか、白い目で見られる事しばしばあった。
だから、まだまだまだまだ治った訳ではないけれど、
何度も治療して来たのは無駄ではなかった事??がわかって、凄くホッとした。
これでまた再燃したら、笑う(狂う)しかないが、諦めなければきっと良い事あるさ・・・と、曇った七夕の夜に思った訳です。
※文献や記述に間違いあれば、ご指摘いただけると嬉しいです(#^.^#)
※追記:古巣の病院での収穫・・・アメリカでこの春承認された薬のうち、日本では治験がストップしてると言われてた、もう一つの薬が日本でも近々また治験開始。効きが悪い???んじゃなかったっけ?C肝ウイルス、良くも悪くも変幻自在・・・だから、可能性あるの??

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