2010/2/18

職人の仕事  仕事

今日はHPを見てご注文頂いたお客様の入れ替え仕事でした。

下見に伺った時、大分傷んだボード(建材畳床)だったので入れ替えをして頂く事に。
確認の為、畳を持ち上げてみると畳表から縁までチャック(鋲)止めでした。
前回はどんな素人(インチキ)業者がやったのだろう?と聞いてみると知り合いのリフォーム屋さんに紹介してもらった『畳屋』さんという事でした。

私からみれば完全に『畳屋』ではありません。
酷いと思ったのは知り合いの紹介で来た業者がそれをやったことです。

人づてや紹介などの場合、紹介してくれた人の顔を立てるため、きちんとした気遣いと仕事をするのが普通(あたりまえ)だと思います。
それがまた仕事にも大きく繋がって行くからです。

畳は敷いてしまえば大抵、お客様がその中身(仕事)を確認する事はありません。
しかし『職人』ならばお客様はもちろんのこと、同業が見ても恥ずかしくない、きちんとした(自信を持った)仕事をするのが当たり前だと私は思っています。


最近は景気のせいか、安い値段を売りにしている業者が本当に多くなってきています。
しかしその仕事は酷く、とても『畳屋の仕事』といえるものではありません。
でも考えてください。
果たして安い金額でやったその品物(仕事)で毎日使って何年も何十年も持つと思いますか?
イグサを育てている農家さん、縁などを作っている材料商さん等からそれらのものを仕入れ、加工してお客様に提供する畳屋が、本当に7千円の品物を3千円で出来るでしょうか?


その場で終わりではなく、お世話になってからお客様に信用をもらい、ずっと頼んでいただける、昔ながらの『お抱えの職人』になりたいと私は思っています。


今日お世話になりましたお客様には大変喜んでいただきました。
これからも宜しくお願い致します。 有難うございました。  






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2010/2/14

神奈川県畳技能講習会 〜その2〜  講習会

神奈川技能講習会2日目。

次は上部ゴザの平刺し作業です。
円に切った下紙を入れ平刺しをします。

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小紋半文ずつ細かく縫います。
平刺しが終わったらいよいよ台座に被せます。

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台はより滑らかさを出す為、下紙で巻いてあります。

ここで今回のポイント、一尺3寸もの長さの縁を台に載せてから下に下ろすことは不可能なので先に縁を下ろしておいて台座に被せる方法をとります。
これは先生が実際やってみて短ければ出来るものの、この長さでは途中で止まってしまいどうにもならなかったという事でした。

被せるのにも下の表との筋を合わせ、また小紋が垂直に下りるよう気を付けます。
ここも難しいところです。

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被せ終わったら上面と同じように小紋の筋合わせをしながら縁を仮止めし、縮めてから下紙を入れ糸が見えないよう曲がり針で絎け縫いします。

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縫い終わって霧を軽く吹き、紋の具合を確認したら完成です 

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直径尺4分、高さ一尺3寸5分の円柱畳(畳椅子)の完成です!
『そうとん』とは呼べないものの何とか無事に出来ました!!

今回の講習は午後3時前には皆、完成したので道具を片し板垣先生の店にて菰編みの講習も行ないました。


仕掛け台を用意して藁を5本ぐらいずつ束ね麻糸で編んでいきます。

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18尺の長さが必要で6尺ずつ3枚編み、麻糸でキツク巻きそれをゴザで包んで心材にするのだそうです。
今回は3尺の長さまで編みました。

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        板垣畳店 板垣 昭雄先生 製作 『 そうとん 』


今回も本当に有意義な講習会になりました。
板垣先生、細川先生、青年部の皆様、有難うございました。





・・・帰り道、車窓より東京タワーをパチリ 
     
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首都高は帰りの渋滞時間帯でした。

今年の神奈川県畳技術勉強会でした。

 
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2010/2/13

神奈川県畳技能講習会 〜その1〜  講習会

2月7日(日)、8日(月)にかけて今年も神奈川県畳技能講習会に参加して参りました。
呼んで頂いてから今年で4年目。
青年部の方達に混じり2日間の講習です。

最初の年は繧繝縁の厚畳。
一昨年は八角形厚畳。
昨年は八重畳。
普段は作ることの無い作業です。


そして今年の課題は 『 そうとん 』 です。
『そうとん』と言う物は平安時代の文献にも出てくる子供用の畳で円の直径は約1尺、高さは1尺3寸5分の椅子だそうです。

心材は藁ゴモでそれを錦(大和錦)で包みスゲの円座を上部にあしらった物だということです。

予測ではあるが上部の円座にイグサではなく菅を使っているのは古事記などからもわかるように菅や菰の方がイグサよりも早くに使用されていたのでこちらの方が理に適っているのではという事でした。

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  左がイ草の円座、右が菅の円座を使用している『そうとん』です

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今回は2日間で仕上げる為、藁ゴモを編む時間も無く、心材にスタイロフォームを使用し小紋(九条紋)で包む円柱の畳を作る作業に挑みます。

円の直径は1尺4分、高さは1尺3寸5分に仕上げます。
1尺4分の直径に円周率3.14を掛け、縁の寸法を3尺2寸7分に裁断し紋合わせします。
     
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紋を合わせ縫い付けたら上面の平刺し作業です。
まず、円に合わせ縁を留め、霧を吹いて縮めます。

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その間にフォームを円に落とし8枚重ねて芯を作ります。

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8枚重ね、ピッタリ合いました。 

乾燥したら筋合わせをしながら鋲で紋を留め、平刺しをする為の仮止め縫いです。

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ここまでが1日目の作業でした。

ちなみに一昨年からはグランプリで一緒だった東京池上の柳井畳店さん(よくTVにも出演されています)と一緒に伺っています。

夜は柳井さんと共に板垣先生宅へお邪魔し、夕食をご馳走になりながら色々見せて頂いたり畳談議に花を咲かせました。

その後、また柳井さんと二人で居酒屋で飲みながら色々話し、午前様にてホテルで就寝。

朝4時からの長い1日が終了したのでした。
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2010/2/6

明日から  仕事

毎日寒い日が続いてますが皆様、風邪などひいてはおりませんでしょうか。
この寒さの中でも工場の福寿草が元気に花を咲かせております。

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寒くても一歩ずつ春は近づいているのですね。


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さて明日から神奈川県畳業組合の技術講習会にお邪魔して参ります。
グランプリからお世話になっている板垣畳店の親方に声を掛けてもらうようになって今年で4年目。
ずうずうしくも青年部の方々に混じり2日間の講習会で勉強してきます。

今年の課題は『そうとん』。
まとめる事が出来ましたらUPしたいと思います。
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2010/2/3

節分  家族

今日は節分。
仕事から帰るとカミさんと娘たちが太巻きや細巻きを作っておりました。
恵方巻きにイワシ、茶碗蒸し、豚汁と美味しく頂きました。

食事を終えたその後は・・・。

各部屋を回り、みんなで豆まきです。

最後は店に出て最初は私が鬼。
子供達は手加減無しです(汗)

最後は子供が鬼をやり、私も手加減無しです(笑)

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豆まきが終わったその後は・・・。





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皆で掃除でした(笑)
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