土曜日の昼間ですが、「亀岡市民目線で語る、明智光秀公早わかり講座」というのに行ってきました。場所は、「京都府立京都学・歴彩館」というところです。
北山駅の南に「京都府立総合資料館」というのがありました。中学生の時、文化祭の資料集めに行ったのですが、高校生以上なので高校生と偽って入ったことがありました。それ以外にも何度も行ったことがあったのですが、老朽化のため4年前に閉館し、新たに南にある京都府立京都学・歴彩館がオープンしました。
歴彩館に行ったのは初めてでした。また、Zoomなどネット以外の講座に参加したのは3月末のキャンパスプラザ京都での「古事記の神様に学ぶ開運暦」以来となりました。
現在は、学習室や閲覧室はまだ閉鎖されており、閑散としていました。
会場の小ホールは100人収容可能ですが、30人限定になっていました。3人掛けの机に1つだけ椅子が左右互い違いに置かれていました。
入場時に名前と連絡先を書くように言われました。参加者の中にコロナウィルスの感染者が出た場合、直ちに対処する必要があるので知りませんでは済まないです。そういう意味では行うべきだと思いました。参加者は私以外ではジジババのみ8人でした。
講師の70’sProject代表の松尾清嗣さんは亀岡で市民活動をされています。私はテレビを見ないのであまり知りませんが、大河ドラマで明智光秀が取り上げられています。以前から亀岡や丹後では明智道秀を大河ドラマにという運動が起こっていましたが実現する形になりました。松尾さんから明智光秀の人物像について話がありました。
明智光秀は亀岡では亀山城の「亀山」の名付け親、城下町の基礎作りをした、保津川の治水工事、国人衆を家臣にし代官として任用、丹波に新しい時代を持ち込んだなどがあるそうです。
「ふるさと亀岡ガイドの会」が作成された「明智光秀公早わかりAtoZ@かめおか」という冊子を頂きました。それによると
A:Aisaika(愛妻家)
B:Bunbu-ryoudou(文武両道)
C:Chisui-kouji(治水工事)
D:Design(まちをデザイン)
E:Economy(領地経営)
F:Fuku(福(春日局))
G:Giri-ninjou(義理人情(仇を恩で返す))
H:Hosokowa(細川玉(ガラシャ))
I:Icyou(お手植えの大イチョウの木)
J:Jitsuryoku-syugi(実力(能力)主義)
K:Kokusyouji(谷性寺)
L:Line(惣構(堀))
M:Masuot(マスコットキャラクター「明智かめまる」)
N:Nakanunara(鳴かぬなら放してやろうホトトギス)
O:Ohomoto(大本(おほもと))
P:Partner(パートナー(明智秀満、齋藤利三))
Q:Quetion(謎?本能寺の変)
R:Rule(家中軍法)
S:Sakamotojou(坂本城)
T:Toki(ときは今・・・)
U:Uno-bungonokami(宇野豊後守秀清)
V:Victory(三日天下(新語創出!))
W:Wa(和をもって・・・)
X:X-day(1582.6.2(天正10年6月2日)
Y:Yo(天下(世)の面目をほどこし候)
Z:Zone(丹波亀山城初代城主(独自のまちづくり)
番外編:(昔亀山、今亀岡)
で、それぞれに解説がありました。
そして松尾さんが考える光秀公の人物像は
苦労人、教養人(文化人)、戦略家、合理主義者、能力主義者、管理本部長タイプ、城づくり名人、名君、人情家、愛妻家とのことでした。
次回の70’sProjectの講座ですが、8月8日に「石門心学を学ぶ(その2)」です。亀岡と言えば石田梅岩で亀岡駅にも像があります。石田梅岩には興味があるので、機会があれば参加してみたいです。

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