超ローカルな話題ですみません。
表題の「京都バス81系統」ですが、三条通の嵐山の東にある角倉町発で三条清滝道から嵐山高架道路を通り、丸太町通清滝道から新丸太町通を東へ、双ヶ岡から天神川通を南へ、西京極スポーツセンター前から五条通を東へ、烏丸五条から烏丸通を南へ行って京都駅に至る路線です。ところが現在、この系統は角倉町発が平日の朝7時3分発1本のみで京都駅発はなし、土曜休日は運行がありません。すなわち、平日だけの片道1本だけの運行です。
この系統はもともと大覚寺発で嵯峨釈迦堂前を通り丸太町通清滝道から新丸太町通に入っていました。昔は1時間に1本走っており、学生時代は東京へ帰る時にこのバスに乗って京都駅まで行ったものです。ところが、並行して走る山陰本線に太秦駅が新設され電化もされました。さらに天神川通方面にも地下鉄東西線が太秦天神川まで延長されて競争力を失い、本数が削減されました。そしてついに今年の春、平日片道1本だけになってしまいました。
こういう路線を「免許維持路線」といって、決して珍しくはありません。「免許維持路線」とする理由は、廃止してしまうと廃止する際の手続が面倒で、再開となるともっと面倒になります。その点「減便」であれば廃止よりも手続が簡略なためこのような路線があります。
昨日、朝8時から四条烏丸近くで神道の心を伝える京都支部の支部会議でしたので、家の最寄り停留所から烏丸五条まで乗ることにしました。
最寄り停留所の「広沢御所ノ内町」の発車時刻は午前7時8分。定刻通りにバスは来ました。
こんなバスに乗る者がいるのかと思っていたら乗っていたのは1人。ところが広沢御所ノ内町では私以外に2人が乗車し4人となりました。次が「太秦開日町」ですが、アナウンスで「太秦映画村までご乗車の方は常盤仲之町でお降りください」とありました。この時間に太秦映画村へ行く人はいないと思うのですが。太秦開日町で2人乗車。次から太秦天神川駅までは市バスの75系統と並行しています。「常盤・嵯峨野高校前」で1人乗車し、そして「常盤仲之町」では「映画村へは徒歩5分です」という意味が無さそうなアナウンスがありました。常盤仲之町で3人乗車し10人となりました。そして太秦天神川駅前で降りるのかと思っていたのですが、降りたのは4人だけでした。さらに天神川通を南へ走ったのですが、「京都外大前」で1人乗車、西京極スポーツセンター前の手前の「西京極北大入町」で1人降りたのですが、逆に3人乗ってきました。バスは五条通に入ったのですが、「光華女子学園前」で1人乗車、中ノ橋五条は京都バスの系統が無いと行きにくい場所なので降りるかと思っていたら2人降りたのですが逆に5人乗ってきました。ここから京都駅に行くには市バスや京阪京都交通もあるのですが、来たバスに乗れば良いということでしょうか?そして、「西大路五条」で1人、「市立病院前」で2人乗車して最大16人となりました。JR丹波口駅が近い「京都リサーチパーク前」のアナウンスでは「京都リサーチパーク前の次は大宮五条まで止まりませんのでご注意ください」のアナウンスがありました(市バスだと五条壬生川の停留所がありますが京都バスにはありません)。京都リサーチパークで1人降り、次の「大宮五条」のアナウンスでも「大宮五条の次は烏丸五条まで止まりませんのでご注意ください」のアナウンスがありました(同様に堀川五条の停留所は京都バスにはありません)。烏丸五条で降りましたが、私以外に3人降りました。結局11人が京都駅方面に向かっていきました。通勤客ぽい人がほとんどでしたが片道1本だけですので、帰りは別の方法で帰らなくてはならないことになります。
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