今日は、グランフロントのナレッジサロンでの全国中小企業政策検討会に行ってきました。
今回は「よろず支援拠点」についてで、大阪府のよろず支援拠点の現役のコーディネーターである福地真一氏のお話でした。
よろず支援拠点と言っても実際に利用した人は中小企業や個人の事業主であり、なじみは私を含めて無いと思います。そもそも「よろず屋」と聞いてピンと来る人は私の世代以上だと思います。私は小学校の社会科で食料品や衣料品、雑貨などなんでも揃っている店ということでテストにも出た記憶がありますが、今の子供に同じ質問をすると100%「コンビニ」と答えるでしょうし、妹に「よろず屋」って知ってるかと聞くと「てめえら人間じゃねえ」の人?と返って来ました(笑)。
よろず支援拠点は中小企業・小規模事業者の「総合診療科」とと言われていました。病院等の総合診療科は初診の際に診察してもらって、異常があれば専門の診療科で治療を受けますが、よろず支援拠点もそういった感じです。具体的な経営相談も受け付けますが、何となく経営に不安があるような場合にも相談を受け付ける組織です。
お話は、前半が大阪府よろず支援拠点の紹介、後半が活動内容でした。特に活動内容の事例紹介は、診断士の方がこういったやり方で解決されるということがわかって私にとって有意義でした。
さらに以前の検討会で、中小企業診断士が経営診断を行う上で、○×で定量的に評価するのではなく、定性的に企業を評価するチェックリストについて検討され、そのたたき台がフォームとして提供されたのですが、それについて改善すべき点などをグループ討議しました。
この日は、大阪の診断協会で新歓フェスタが行われていたこともあってか、参加者はいつもより少なめでした。
次回は、5月14日の予定です。
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