ホテルには午後3時半ごろに着いたのですが、小坂先生のセミナーは6時半からです。懇親会に行けば帰りは遅くなるだろうし、セミナー前に銭湯に行くことにしました。
現在、福井市の銭湯は荒川湯、いづみ湯、すがや温泉、たきのゆ、宝永湯、松葉湯、桃の湯、やしろ湯の8軒まで減少しています。最も近そうなのは福井城の北にある宝永湯なのですが、土曜日が定休でした。その次に近そうなのは歩いて25分ぐらいかかりますが、足羽山の近くにあるいづみ湯かたきのゆで迷いましたが、いづみ湯に行くことにしました。
足羽川の橋を渡ろうと福井駅から西へ歩くと「柴田神社」がありました。御祭神はその名の通り、戦国時代の武将である柴田勝家とその妻であるお市の方です。
この場所ですが、北ノ庄城のあった場所です。北ノ庄城は柴田勝家によって天正3年(1575)築城されました。ところが羽柴秀吉との賤ケ岳の戦いでは前田利家が寝返ったこともあって、北ノ庄城まで退却を余儀なくされ、4月23日にお市の方と共に自害し、翌24日に落城、焼き尽くされてしまいました。その後、徳川家康の次男である結城秀康が今の福井城を築城しています。北ノ庄城の天守閣跡には石祠を建てられ柴田勝家のの霊を祀り、毎年4月24日に祭祀を行なわれていました。明治6年(1873)石祠は神社格に列せられ、さらに明治23年(1890)に柴田神社が建てられました。
現在の社殿は平成10年(1998)に建替えられたものですが、その際境内社として、「三姉妹神社」が建てられ、柴田勝家とお市の方の子である、茶々(淀殿)、初(常高院)、江(崇源院)が祀られています。
境内には北ノ庄城の発掘調査で発掘された遺構を見ることが出来ます。
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