「神道の心を伝える」の京都支部勉強会、今回は和幸庵で開催されました。
各自の自己紹介と副支部長の和順さんからの本部や支部の現状や今後について話があったのち、黒田さんのカタカムナの話でした。
私は「カタカムナ」という言葉を知ったのは、この勉強会が始まってからであり、正直まだ何も知りません。神武天皇が即位した2678年前よりはるかに昔の2万年〜4万年前の縄文時代の人のことを「カタカムナ人」と呼び平和な時代だったそうです。旧約聖書に出てくる「バベルの塔」は人間が神と同一になろうと団結して巨大な塔を作ろうとしたため、ヤハウェは言語を混乱させ争いが起こりました。このように海外では神は自分の外にある「祈る対象」であるのに対し、日本では神様は自分の心の中にあるものだということです。
実際のカタカムナを見せて頂いたのですが、中央部に○だけのもの、○の弧上の8方向に小さな〇がついているもの、〇の中に十字と正方形が入っているものの3種類がありました。最初のものがミクマリ図象、2番目のものがヤタノカガミ図象、最後がフトマニ図象といいます。ミマクリですが、陰陽太極図では勾玉のようなものが2つ合わさって円になっています。ヤタノカガミは八尺鏡(やたかがみ)、フトマニは剣を先の方から見たような図形で草薙剣であるとすると、このころから三種の神器というものや考え方があったということになります。
カタカムナには、カタカナそれぞれに「思念」というエネルギーを持っているそうです。例えば「ハ」には「引き合う」という振動、「シ」には「示し」の振動があるそうです。引き合うには2つのものが必要ですが、「ハシ」という言葉はですと「箸」は必ず2本使いますし、「橋」は両岸をつなぐものです。すなわち、カタカナはモノの本質がわかるということになります。「創造の三柱」という話もありました。実体に対して上からエネルギーが実体を通って下へ行くような図でした。このあたりが理解できればもっとスピリチュアルのある男になっていただろうと思うのですが、「創造の三柱」と言えば「造化三神」を思い出します。他の人と違い、目に見えるものしか分からない私にとっては理解するのに苦労しました。
その後、黒田さんとBob Wagenetさんによる「平和の舞」を披露して頂きました。平和のためにイスラエルで披露されるそうです。
次は、能楽師の井上さんからの能の講座でした。前々回の勉強会で「鶴亀」を披露して頂いたのですが、今回は我々が謡いました。
「鶴亀」は初心者でも比較的謡いやすいもののようで、私も姿勢を正して前に声を出すように謡いました。少し脳が酸欠気味になりましたが、ある意味ストレス発散になりました。
そして、扇子を動かしたり、摺り足の稽古をしたりしました。今までこんなことをするとは夢にも思わなかったので、足袋を履いたこともなく貸して頂きました。腹に力を入れて上下動しないように進んでいくのですが、上下動がどうなのかは自分ではわからないので、誰かに動画を撮ってもらえれば分かりやすかったと思います。昔のテレビであったボケをかませばハリセンが飛んで来そうなものを思い出しました(笑)。
その後、叶樹さんからの「カウンセリング」、前回の続きでした。「聴く」について、耳でキーワードを聞き取るのはもちろんですが、目でメッセージを見てとる、心を開いて受け取ることについて話されました。この点はリーディングをする上での願い人からの話を聞く上で重要なことなので、意識して聞いて行きたいと思います。
今回は直会付きで、「八百万交流会」でも持ってきて頂いているメンバーの池田さんから刺身や寿司、カマ焼きを差し入れて頂きました。当初、来年からは週に1回勉強会をする予定でしたが、本部のプロジェクト「子どもプロジェクト」、「開運暦プロジェクト」、「弥栄ツアープロジェクト」にもそれぞれが力を入れないといけないので、さすがに週1は厳しいように思います。少し頻度を少なくして、勉強会に出席できる頻度が大きくなるようにした方が良いように感じます。
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