名古屋に2か月ほど前に行った時の話です。
知多半島の付け根に「東海市」という市があります。記憶には残りやすいのですが、どこにあるかわかりにくいです。東海市の代表駅は名鉄常滑線の太田川駅ですが、2つ手前の聚楽園駅で降りました。聚楽園は「しゅうらくえん」と読みます。東海市は知多郡上野町と横須賀町が合併して発足しましたが、太田川駅が旧横須賀町なのに対して聚楽園駅は旧上野町になります。
聚楽園の駅前に「聚楽園公園」があります。聚楽園公園は大正5年(1916)に実業家の山田才吉が開園しています。聚楽園公園の中には「聚楽園大仏」があります。聚楽園公園の前年の大正4年(1915)に大正天皇の御大典が行われましたが、それを記念して大仏の建立を発起し一般の寄付を求めましたが、思うように集まらず、その後私財を投じて「昭和天皇御成婚記念事業」として、昭和2年(1927)に完成させました。
聚楽園大仏は公園の高い場所にあり、階段を上がっていくのですが、階段を上がるごとに大仏がせり上がってくる錯覚を覚えます。聚楽園大仏は鉄筋コンクリート製で高さ18.79mで、奈良の大仏が14.98mですから奈良の大仏より高いことになります。
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