今日の夜は第20回の全国中小企業政策検討会に行ってきました。通常なら第2土曜日の昼間が多かったのですが、今回平日夜の開催となりました。場所もグランフロント大阪の近くの喜望大地の会議室でした。喜望大地の喜多さんには1年前に事業再生の件で講師になって頂きました。
9月30日に有志が東京の中小企業庁で、中小企業診断士でもある大岡敏孝衆議院議員と元経済産業省官僚の小鑓隆史参議院議員にも同席頂いて、検討会としては3回目となる政策提言を宮本聡中小企業庁長官に提言しました。今回はその時の報告会でした。
私はこれまでの2回、行きたかったのですが別件があって行けませんでした。今回は絶対に行くと思っていたのですが、次の週の10月7日とその次の週の14日から2泊東京に行く予定が決まっていましたので、さすがに3週連続で東京を往復するだけの金は出せず、断念しました。
提言内容としては、勤務診断士のネックになっている「副業禁止規定の廃止」や会社を退職した際に開業してしまうと失業給付が受けられなくなる現在の制度の見直しなどがありました。また、ローカルベンチマークの更なる浸透や有効活用に向けた提言として、中小企業への調査、ヒアリングにおいて知識を持っている中小企業診断士を活用すれば、事業主、診断士共にプラスになるのではないかというものでした。
宮本長官からは中小企業診断士だからこそ出来るものを提言してほしいとおっしゃられていたようです。実現するかどうかは別にして、何が出来るのかを診断士で考えて政策に反映出来るようにしていかないと、一部の技術士の様に単なる評論家で終わる者や企業の部長や課長であっても資格を活用できず「60過ぎればタダの人」で終わることになってしまうように感じます。
とは言っても、今までに3回中小企業庁長官に政策提言をした検討会は素晴らしいですし、代表や世話人の方の努力を見れば、私も少しぐらいは関わってみたいと思います。決して大きな組織ではない検討会がここまでやっているということをもう少し広くPR出来ないものかと思いました。
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