今日は朝早くから愛知県の北名古屋市に行っていました。北名古屋市と言っても知らない人が多いと思います。10年前に西春日井郡師勝町と西春町が合併して発足しました。市の代表駅は名鉄犬山線の西春駅ですが、ちょうど旧師勝町と旧西春町の町境にありました。名古屋市のベッドタウンになっていますが、特に旧師勝町は「人口密度が最も高い町」であったこともあります。
昼過ぎに用事は終わったので、北名古屋市をぶらつこうとしてもベッドタウンですのであまり名所はありません。そんな中旧師勝町側にある「高田寺」へ行ってきました。
暑いので近くまでバスを使いました。「高田寺北」というバス停で降りました。バス停の名前が「たかだじきた」だったので、「たかだじ」かと思っていたら「高田寺(こうでんじ)」でした。
ここの薬師堂は国の重要文化財に指定されています。檜皮葺の屋根が非常に美しいです。
北名古屋市の名所としてもう1つ、「北名古屋市歴史民俗資料館」というのがあるようなので北へ20分ほど歩いて行きました。建物は1階と2階が図書館、3階が資料館です。こういう名前だから北名古屋市の古墳時代からの歴史を紹介するのかなと思っていたら違いました。通称「昭和日常博物館」といって、昭和の時代にあった電化製品、自転車、日用品などが展示されています。昭和30年ぐらいにタイムスリップしたような感じです。
企画展は「夏・レトロジュースビンの世界」です。昭和の時代というとコカ・コーラやファンタは瓶入りでしたが、当時のジュース瓶が紹介されています。実際に見て、何でこんなにコカ・コーラの瓶が並んでいるんだと思ってよく見ると、同じようなロゴで「サンヨーコーラ」、「サンテ・コーラ」という代物でした。昔、ファンタは台形の中に「ファンタ」や「FANTA」と書かれていましたが、ズラリと並んだ瓶には「ファイト」、「ファイター」、「ファンツ」、「サンタァ」などなど、これを見るとアルヨやニダをパクリなどど人のことは言えなくなってしまいます。
三ツ矢サイダーの瓶に「全糖(変換されない)」という表現がありました。この言葉もおそらく、私の世代以下は知らないのではないかと思いました。
それ以外にも食料品や日常品が展示されていたのですが、感動したのは「♪メタルインドカレ〜」とインド人の人形があったことでした。よくCMが放映されていましたが、少し前に倒産してもう見ることは出来ないと思っていました。
小さな市の資料館はほとんど来場者がいないのが普通ですが、家族連れで来たり、3人のオバハン連中が非常に懐かしがっていたりしていました。
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