今日は大阪でのキックオフ関西に行ってきました。今回は「牛窪恵さん新刊出版記念セミナー」でした。
マーケティングライターの牛窪恵さんはフジテレビの「ホンマでっか!?TV」や朝日放送の「キャスト」い出演されていたとのことですが、正直私は知りませんでした。「ホンマでっか!?TV」は妹がゲラゲラ見ているのですが、私は見ていないですし、「キャスト」は私の着メロが裏番組だった「スーパーニュースアンカー」の初代テーマ曲だった「Beyond the Sunset」ということからしても見ているわけはないということで、キックオフ関西のセミナーで無ければ行っていなかったと思います。
場所はいつもの長堀橋と違い、大阪駅前第1ビルの10階でした。JRのダイヤが乱れて牛窪さんの到着が15分ほど遅れました。
テーマは「恋愛しない若者たちの現状」でした。
あまり私にはわからない内容かなと思っていたのですが、意外に参考になる内容でした。というのは、私は今日は午前中に就職や雇用の年齢差別のレジュメを作成していたのですが、私の頃の大学からの就職というとバブル直前でしたので、研究室にいた連中を見ても第一志望は不採用だったが第二志望に採用されたというのが多かったですし、私も前年合格して今年も大丈夫だろうと思っていた国家U種に不合格になって、それまで民間の就職活動は全くしていなかったのが、その後2週間で内定をもらったりしましたし、第1志望は叶わなくてもどこかに行けるという時代でした。
ところが、今は大学を卒業しても就職が決まらなければ、それだけで大きな既卒差別を受ける時代です。当然、若者の考え方にも変化が出て当然ですし、親と同居するパラサイトシングルが多くなっているのにも影響していると思います。それから、家にお金を入れていないのが3割いたというのには驚きました。私の場合は給料を「家賃」と言って入れて、家のことは母に任せて仕事さえしておれば良いという考え方でしたが、そういうことも出来ない世の中になっているのかと思いました。
それから、私の年代というと親や教師への暴力という強いものに立ち向かうというのが多かったのですが、今は「いじめ」という弱いものに対する攻撃に変わっていることを言われていました。私は、利権まみれで居座っている役所やマスコミが嫌いで、年齢差別が無くならない元凶と感じますが、今の歪なシステムによって、年齢や既卒での弱者が差別されるわけです。先日も菊池桃子が病気や障害の採用差別について言ってましたが、それ以上の弱者はマスコミからも無視されている年齢、既卒差別されている人だと思っていたら、ツイッターでは多くの人が同じような疑問を持っていました。しかし、ツイッターに書いた人が表立って立ちあがるかというと弱者はいじめに遭ってしまうのでそこまでなのでしょうね。そして、コミュニケーション力の弱い者がいじめや差別を受けるということも言われていましたが、役所やマスコミから見放されている者はコミュニケーション力が相対的に弱くなるのは当然です。
このセミナーには「恋愛しない若者たち」の本が参加者全員にプレゼントされたのですが、雇用の年齢差別の視点で一度読んでみようと思います。
9時にセミナーは終わり、懇親会だったのですが、スタートが9時40分ぐらいになり、大阪駅11時20分の新快速に乗れれば帰れるのですが、あっという間に時間が経ってしまいました。11時45分の阪急に乗って西院からタクシーだなと思っていたのですが、11時10分に一本締めをして頂いたので、ほとんど挨拶もせずに大阪駅までダッシュして11時20分の新快速に乗ることが出来ました。
キックオフ関西の今後ですが、水曜日の経士会セミナーで史上最高の190人集まった牧野谷輝さんのセミナーがキックオフ関西でも12月10日にあります。経士会セミナーで12月10日のキックオフ関西のチラシが参加者全員に配られましたが、主催者の空さんは素晴らしい方なので、経士会セミナーに参加されている方も一度長堀橋まで行かれてみてはいかがでしょうか?
http://kickoffkansai.com/kickoffkansainews/?p=2529
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