今日は、山口で私用があり、日帰りも可能だったのですが、今まで山口県で泊まったことがあるのは徳山だけだったので、1泊することとしました。
湯田温泉は山口市の市街地に近く、スーパーホテルのビジネスホテルもあります。
私用を終えて湯田温泉の界隈を歩いてみると俳人の種田山頭火の句碑がありました。そこに刻まれていたのは、「ちんぽこも おそそも湧いて あふれる湯」、なんだこりゃと思いました。
その隣には湯田温泉出身の詩人、中原中也の詩碑がありました。中原中也記念館というのが近くの生家跡にあるということなので、行ってみることにしました。
中原中也記念館は1階が常設展示とテーマ展示、2階が企画展示となっており、常設展示は中原中也の生涯について、テーマ展示は「中也 祈りの詩」という中也の詩の原稿などの展示、企画展示は「中也の住んだ町—新宿」という題でした。15年間で京都、東京、鎌倉と27回転居した中也でしたが、東京の四谷には3年間住んでいました。その頃の中也の作品などが展示されていました。
その向かいには「狐の足あと」という施設があって、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のパネル展示や中原中也のコスプレが出来る帽子やマントが置いてありました。
西へ行くと、「井上公園」というのがありました。ところが、案内板には「高田公園」とあって、「もともと明治維新の大業推進に功があった井上馨の生誕地で井上公園と呼ばれていたが、区域が広がって高田公園となりました」とあったのですが、その隣の立て看板に「平成24年3月30日をもって、公園名を「高田公園」から「井上公園」に変更しました」とありました。
公園内ですが、「七卿の碑」があって。幕末の七卿落で京都から追放された三条実美ら七人の公卿が一時住んでした所です。また、井上馨旧宅である「何遠亭」があった所なのですが、復元工事が進んでおり、ほとんど完成しています。
井上公園の北側に温泉舎があります。湯田温泉ですが、源泉の湯温は62℃あり高温です。またpHは9.4であり弱アルカリ性です。
無料の足湯が何カ所かあって、ホテルの近くの観光案内所にもあったのですが、夕方に行った時はジャージ姿の女子高生ぽいのが20人近く、ぎっしりと入っていたので、私が入ると「ストレンジアンクル」に思われそうなので、夜に再度行って体験してきました。
ホテルに大浴場は無いのですが、隣にある「亀の湯」という温泉銭湯に通常390円が200円で入ることが出来ます。専用入口から入って右側の男湯に入ります。ロッカーに鍵はありませんでした。洗い場は狭く、5人分しかないのですが、満席で少し待つことになりました。左手前にサウナと水風呂、右側には左に熱めの湯、右に温めの湯がありました。
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