今週のハンナリーズは奈良市でバンビシャス奈良とのアウェイ戦です。昨年、一昨年となら都のアウェイ戦は橿原と平群でしたので、奈良市では初めてです。
ハンナリーズは大分・愛媛ヒートデビルズ、広島ライトニング、バンビシャス奈良の下位3チームとの6試合ですので、上位進出を狙うには6連勝が必要なところです。大分・愛媛と広島には4連勝して、この2連戦が始まるまでは6勝2敗で西地区2位に付けています。
バンビシャス奈良もここまで3勝7敗の西地区10位ですが、前週は高松ファイブアローズに連勝しており上り調子です。外国人はおなじみのジュリアス・アシュビー、先週の週間MVPのジョシュ・リチャートに加え、新潟アルビレックスBBで8試合で1試合平均22.9点取りながら解雇されたチャールズ・ヒンクルが新加入してきました。
まず、土曜日ですが、94-47でハンナリーズの圧勝でした。しかし荒れた試合になり、佐藤がフレグラント2で一発退場になってしまいました。今まで多くの試合を見ていますが、フレグラント1は何度かあるのですが、フレグラント2を見たのは初めてでした。
私の見ていた位置からは遠かったのと、浜口HCがコート内に入って抗議してテクニカルファウルを取られたりしたのでフレグラント2は無いのではと思っていたのですが、家に帰ってbjtvを見てみると佐藤がヒンクルの腕が顔に当たった後、ユニフォームを引っ張って殴りかかっていたのでフレグラント2は仕方ないと思います。しかし、伏線があってヒンクルはラフプレイが多く、その前に薦田が下がってきた時に倒される形になった後、走ってきて徳永を背中から押し倒すプレイをしていて、その時私もブーイングを浴びせましたが、ちょうど倒されるのを目前で見ていたのは佐藤でした。また、アシュビーと結構やり合っていましたので、熱くなっていたかもしれません。
今年のハンナリーズはターンオーバーが多かったのですが、この試合は7つに抑えました。むしろ敵ながら奈良はターンオーバーが23で、ホームゲームとしてはあまりにも無様な試合でブースターに失礼なのではと思いました。
この試合ですが、試合開始前にラグビーの近鉄ライナーズの選手が来ていて、コート内でラインアウトをしたり、ミニボールを観客席に投げ入れることをしていました。その球が私の真正面に飛んできて、ごっつぁんゲットとなりました。ただ、どうせなら投げ入れる選手のサインを入れてくれれば良かったのにと思いました。それから開始直前には奈良市を管轄する奈良1区選出の馬淵澄夫衆議院議員が挨拶をしていました。
そして日曜日ですが、私も前日の試合を見る限りはハンナリーズ6連勝になるだろうと思っていました。ところが、結果は63-80でバンビシャスに敗れ、連勝は5でストップしました。
敗因ですが、まずハンナリーズは前日3P成功率が11/21だったのが、今日は2/18でした。外からのシュートはことごとく入らず、コッツァーのインサイドのみといった状態で30点と1人だけ気を吐いていました。
逆に奈良は第1Qで3Pが4/7で22-12とリードしました。第2Qに入っても奈良の勢いは止まらず、最大13点のリードとなりました。ここからハンナリーズはコッツァーと内海の連続得点で一気に2点差まで追いついたのですが、奈良は3Pが好調でリチャートと笠原が2本ずつ決め45-31で前半が終了しました。ここまで奈良は3Pが9/16でした。
第3Qに入り、奈良のシュートの正確性がやや下がってきたのに乗じてハンナリーズが12連続得点、2点差に詰め寄りました。しかし、大事な所でターンオーバーで逆に奈良は笠原が3Pを決め点差を離しました。ハンナリーズはその後1点差まで詰め寄りましたが、3Pが外れたリバウンドを鈴木が取って再度3Pが決まり、5点差で最終クォーターになりました。第4Qはハンナリーズのターンオーバーに乗じて3Pとダンクが決まり、点差は広がるばかりでした。
この日は昨日の退場で佐藤が出場停止になっていたのですが、微妙に影響したように感じました。この日はスターターに村上を持って来たのですが、マッチアップのポイントガードの鈴木を止められていなかったようでした。鈴木は16得点9アシストの活躍でした。
今シーズンは既に琉球、大阪、浜松、京都、滋賀の有力5チームが上位を占めており、下位の取りこぼしは痛いです。この日も他の4チームは下位チームに苦戦しながらも勝利しており、ハンナリーズは4位に転落しました。来週はハンナリーズアリーナでの2位大阪エヴェッサ戦、その次のアウェイでの首位琉球ゴールデンキングス戦が今季のハンナリーズの真価を問うゲームになりそうです。
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