今日は本来の目的であったイベントに行ったのですが、その前に「東京駅100周年記念Suica発売中止騒動」に巻き込まれたので、その経緯を書きたいと思います。
今日、記念Suicaが発売されることは昨日東京駅でポスターを見るまで知りませんでした。土曜日は午後3時半からイベントですが、それまでは空いていたので翌日は並ぶことにしました。そしてポスターには「前日からお並びいただくことは出来ません。」とありました。ですから始発で行こうと思いました。
ところが、金曜日の夜にエコピープルのイベントに行った帰りに東京駅丸の内口をのぞいてみると徹夜組が500人ほどいました。「前日からお並びいただくことは出来ません。」と書いてあるじゃないかと思いながらも明日の始発で行くことにしました。
そして、今日なのですが、ホテルのある中野坂上から丸ノ内線で東京へ行くと5時11分発、33分着。しかし、東中野まで15分ほど歩いて中央線を使うと4時27分発、51分着なのでホテルを4時に出て、中央線のルートを取りました。徹夜組が3千人ほど行列をなしているとのことだったので、発売箇所の丸の内南口では無く、丸の内北口へ出たところ、最後尾はすぐそばでした。
そして、並んだところ右側の行列が前に進み、われわれはその後ろに並ぶことになりました。そして左側には新たな行列が出来ました。
今回の発売枚数は1万5千枚、1人3枚までです。発売開始は8時からでしたが、3千番だと大丈夫という思いがありました。左の行列の後ろから時々怒号が飛ぶのが気になりましたが、私の周囲は穏やかでした。しかし、左右の行列がロープ等で仕切られていないのは気になりました。
7時15分に発売が前倒しで開始したとのアナウンスがありました。騒動が起こる前にJRの駅員を見たのは右側に移動した時とこの時の2回だけでした。
いつまで経っても列は動きませんでした。近くにいる人がネットで調べてみると窓口は3つしか無く、1人30秒で計算してみると、昼過ぎまでかかることになりました。しかし、とんでもないと思いながらも買えるという思いがありましたので周りも穏やかでした。
ところが列が前に進んだ時に左側の列がこちらの列の後ろに行かず、同じように進んで行って近くから怒号が飛ぶようになりました。実はこの時既に発売中止になっていました。
しばらくすると発売中止という情報が入って押されるように前に進みました。後は押し合いへし合いの危ない状況になりました。
丸の内南口では怒号が飛ぶ中JRの社員が説明していました。怒号は「6時間を返せ!」でしたので、彼らは前日から並ぶことはせず、始発で来た人と考えられます。
南口の階段を下りると地下でも怒号が飛び交っていました。この列は私より前の列で私が来てすぐに地下に移動させた行列でしたので、前日から並んでいた者たちだと思います。
結局、時間が掛かりながらも買えると考えていた人が勝手な理由で買えないことが分かって爆発したと考えられます。
今回はJRサイドはロープ等で仕切って管理することをせず、途中の状況説明も全くありませんでした、というより全く職員が行列のそばを通ることはありませんでした。
それと気になるのは「9000枚販売した時点で警察からの中止命令が出た」との書き込みがあったのですが、地下にいた徹夜組も一部買えなかったようですので、買えたのはせいぜい2千番ぐらいまでです。ところが1人3枚であるにも関わらず、9000枚売れたというのであれば、1000人以上の割り込みがあったことになります。そのまま販売を続けていても本来大丈夫と思われるところで品切れになって同じような騒動になっていたと思います。
今回、感じたのは1つの駅で1万5千枚も売るというのはあまり記憶がないということです。以前、5万枚という記念カードがあったのですが、販売が複数の駅だったために、購買客が分散したのですが、今回は1駅に集中するので、前日から並んでいた者を認めたり、行列等の管理に甘さがあったのではないかと思います。今回、真面目に始発で行った者は全滅であり、転売目的の徹夜組や割り込みのみに渡ってしまった最悪の結末になりました。
それでも日本人は怒号で済ませるのは大人しいです。暴力を肯定するわけではありませんが、怒号が起きても駅員が暴力を受けたというのは私は目撃しませんでしたし、これが韓国、中国、台湾なら駅員はおそらくケガをしていたでしょう。
後日改めて販売することのことですが、私を含めて次回は行けない人も多いでしょうし、同じような売り方をしても同じ結果になるだけです。出来れば、予約受付をして希望する人には全員行きわたるようにするのが、転売目的の者をのさぼらせない最も効果的な方法だと感じます。
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