土日は京都ハンナリーズの試合を見に行きました。対戦相手は現在西2位の大阪エヴェッサで、岸和田市総合体育館のアウェイゲームでした。ハンナリーズは参入3年目ですが、エヴェッサとは公式戦で10戦してまだ一度も勝ったことはありません。
まず土曜日ですが、63−61で勝利。ハンナリーズは3年目、11戦目にしてエヴェッサに初勝利となりました。前回のホーム戦では先週の週間MVPでもある青木の3Pにやられた記憶があるのですが、徹底したマンツーマンで青木に仕事をさせなかったのが勝因だと思います。この試合のMVPは青木とマッチアップしていた仲村ではなかったかと思います。この試合は終始ハンナリーズがリードしていたのですが、エヴェッサも第4Qで追い上げ、残り17秒で青木がプレッシャーの掛かる場面でフリースローを2本決め同点に追いつきました。しかし、ハンナリーズは残り3.8秒でボイエットがフィールドゴールを決め、エヴェッサの最後の攻撃を守り切り勝利となりました。内容的には素晴らしいゲームをしていただけに、これを落とすようなことがあれば二度とエヴェッサには勝てないのではと思っていました。
日曜日の試合は79−64で勝利、ハンナリーズが連勝となりました。この日もエヴェッサの青木は抑え込まれ、今シーズン初の無得点という試合でした。結局この2日間、エヴェッサはハンナリーズのディフェンスを破ることが出来ず、これほどまでフリースローを落としていては波に乗れないでしょう。こういったときにエヴェッサを救っていたのがリン・ワシントンだったかもしれません。この日、心配だったのは昨日最後にフィールドゴールを決めたボイエットがその際に足を痛めたようだったのですが、この日も元気に出場し14得点を挙げました。
これでハンナリーズは3連勝。ライバルですが、3位だった滋賀は新潟相手に土曜日は勝利しましたが、日曜日は敗れ連勝は9でストップしました。また5位の福岡は、プレイオフ進出の可能性が消えた長野相手に連勝、4連勝となりました。
この結果、大阪、京都、滋賀の3チームが同率で並んだのですが、3チームの直接対決の結果により、2位大阪、3位京都、4位滋賀となり、1ゲーム差で5位福岡となりました。
次週最終節は、福岡vs京都、大阪vs滋賀という4チームにとっての大一番があります。西地区の順位は1位琉球と6位島根は確定していますので、この4チームがファーストラウンド免除の2位とファーストラウンドホーム開催の3位、4位を争うことになります。
次週の結果は9通りありますが、それぞれの場合の2位から5位までの結果を調べてみました(矢印の後は2位から5位までの結果)。
1.京都○○、福岡××、大阪○○、滋賀××→大阪、京都、滋賀、福岡
2.京都○○、福岡××、大阪○×、滋賀○×→京都、大阪、滋賀、福岡
3.京都○○、福岡××、大阪××、滋賀○○→滋賀、京都、大阪、福岡
4.京都○×、福岡○×、大阪○○、滋賀××→大阪、京都、滋賀、福岡
5.京都○×、福岡○×、大阪○×、滋賀○×→大阪、京都、滋賀、福岡
6.京都○×、福岡○×、大阪××、滋賀○○→滋賀、京都、福岡、大阪
7.京都××、福岡○○、大阪○○、滋賀××→大阪、福岡、滋賀、京都
8.京都××、福岡○○、大阪○×、滋賀○×→大阪、滋賀、福岡、京都
9.京都××、福岡○○、大阪××、滋賀○○→滋賀、福岡、大阪、京都
ハンナリーズとしては福岡に連敗するとホーム開催の4位以上の望みは絶たれます。ですから最悪1勝することが必要です。そして意外なのは4位の可能性が無いということです。すなわち、1勝すれば3位以上が確定します。また、連勝して大阪、滋賀が1勝1敗だと2位になります。
逆に福岡が4位以上に行くには、京都に連勝が条件となります。ただ、1勝1敗でも滋賀が大阪に連勝すれば4位に食い込みます。
現在4位の滋賀ですが、たとえ大阪に連敗しても5位に落ちることは無く、最悪でもファーストラウンドのホーム開催を確定させました。また、大阪に連勝すれば2位となります。
現在2位の大阪は、滋賀に連勝すれば2位、1勝1敗でも京都が1つでも負ければ2位ですが、滋賀に連敗した場合は京都、福岡が1勝1敗だった時は5位に転落することになります。
今シーズンの西カンファレンスは、リーグにとっては最高の展開なのではないでしょうか?
写真は
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