今日、大阪に行っていて「関西スタンプショウ・JAPEX大阪展」という案内を見つけまして、天満橋のOMMビルへ寄ってみることにしました。
中に入ると、記念小型印の押印受付をしてましたので、官製はがきに押印して頂きました。
小学生時代、私も切手収集していた時がありましたので、懐かしく思いました。当時「見返り美人」とか「月に雁」は1万円ぐらいして、当時の私のお小遣いでは雲の上の切手でした。業者が何社がいてこの2枚で8千円で売っていました。確かに高いですが、40年近く経って雲の上という感じでは無い、その気になれば買ってしまうのではないかと思っていました。
他の業者に行ってみると「額面販売」というコーナーがありました。それらの切手を見ていると、小学生時代を思い出していくつか買ってしまいました。
小学生の頃は国立公園や国定公園の切手が発行されていて、それらは切手で覚えた記憶があります。この頃は男子の半分ぐらいは何らかの切手を集めていたと思います。使用済の切手であれば小学生の小遣いで集められましたし、交換をすることがコミュニケーションだったと思います。今は、民営化してアニメなどの切手が出て来たりしていますが、1シート10枚の内で図柄が10種類あったりして、1シート買わなければ楽しめないようになっています。切手を集める子供は少なくなっていますが、1枚では楽しめなくなっているのが原因の1つではないでしょうか?
この展示会に来ている人もジジババが多かったです。しかし、今ここに来てコレクションを出展している人はどの方も素晴らしいコレクションの方ばかりです。鉄道や大阪の万国博をテーマにしている方のコレクションは興味を引きました。万国博ですと、カバー(切手を貼って消印が押してあるイラスト入りの封筒)がたくさんあったのですが、「万博反対カバー」というのがあって、「万博粉砕」とか「万国博台湾館粉砕」とか書いてあって、郵便番号を入れる5つの枠に「毛思想万歳」とか今では笑ってしまいそうなカバーもありました。また当時の歴史を象徴していたのが、航空書簡(料額印面が印刷してあって、世界どこでも一定の価格で差し出せる封筒兼用の便せん)の宛先が「琉球 那覇中央郵便局留」になっていました。
それと「小包はがき」というコレクションもありました。郵政省時代は小包に信書を入れるのは禁止であり、荷札形式のはがきがあったのですが、実際使っている人を見たことはありませんでした。郵政公社になって小包はがきは廃止になりました。
この展示会、明日も16時まで開催されます。
ブログランキングに登録しました。下記のクリックをお願いします。
人気blogランキングへ

0