昨日実施された社会保険労務士試験の問題が社会保険労務士試験オフィシャルサイトに掲載されていましたので選択式を解いてみました。
実を言いますと労災は2点しか取れませんでした(笑)。
労災の内容ですが、以前に私の日記で取り上げています(最後の部分は読まないで下さい(笑))。
http://fine.ap.teacup.com/takezumi/2171.html
この問題についてはAが出来ない人は論外として、Bはこの改正を知っている人で無いと正解にたどり着くのは難しいです。Cは落ち着いて読めば第7級が「外貌に著しい醜状を残すもの」で第12級が「外貌に醜状を残すもの」であれば第9級は「軽度の」や「微小の」はありえないのですが、わざわざ再度「外貌に著しい醜状を残すもの」、「外貌に醜状を残すもの」と並べれば「軽度の」や「微小の」を選んでしまいそうで意地悪な問題です。また、DやEはここまで問うのかという問題です。個人的には1点救済もあっていいのではないかと思います。
次に労一ですが、2年前に労一が救済されずに涙を飲んだ人が多かったのですが、その再現とも言えるような問題です。おそらく全く勉強していない人がこの選択式を解いたとすれば3点以上取れる可能性が最も高いのは労一だと思います。問題ですがCを答えるのは至難の業として、Bは「同じ業務であれば誰が担当しても賃金は同じ」であれば「職務給制度」でしょうし、Dは「従業員の能力育成を促進する」であれば「職能資格制度」でしょうし、Eも「企業業績の貢献を客観的に測るのが難しい」であれば「成果主義的賃金制度」が出てくるでしょう。Aも労働組合に関係していない人でも問題文を読めば残り3つは消去できそうに思います。他は全くダメな記念受験者のかなりの人が4点を取っている可能性はあるように思います。相対評価とは言え、合格圏外の人に足を引っ張られるというのは気の毒に感じるのですが・・・。
社一ですが、これも細かい問題です。しかし、Bは申請日にさかのぼってというのは学んだことだと思いますし、Dもこういった権利の場合は更新と答えて欲しいように思います。Eも第三者機関であれば「公益代表」ときて欲しいように思います。ただ、Bは記念受験者はわからない人も多いでしょうから救済の可能性はあるように思いました。
国年も細かい論点が問われましたが、常識で考えてA,B,Cは解いてほしいように感じました。救済があるとすれば労災、社一の次でしょうか?
私も以前受験生のサポーターをしていましたが、毎年「なぜあなたが不合格になるの?」というような実力のある人が選択式で涙を飲んでいました。ただ、平成19年だけは合格するだろうと感じた実力のある人は全て合格していたのを覚えています。毎年実力のある人は合格するようなシステムにしてほしいように感じます。
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