今日は仕事で加賀の工場に行ってきました。早く終わった(というより本来の目的である研修会の講師以外は工場の人が忙しくて相手してもらえなかったです(笑))のですが、このまま帰っても京都は6時を回るし、今回は一人で行っているし、今日は金曜日だし・・・(笑)ということで、今まで駅と工場を往復するだけだった加賀界隈を回ってみようと思いました。本当なら一泊してもいいのですが、明日予定があるため1時間程度で回ってみようと思いました。
加賀温泉駅もゆっくり見たことがありませんでした。駅を見てみると味気ないと感じました。加賀温泉駅ですが、「加賀温泉」という名前の温泉はありませんし駅を出ても温泉があるという感じはしないです。「加賀温泉駅」が出来たのは、昔は山代温泉と山中温泉の最寄り駅である「大聖寺駅」と片山津温泉の最寄り駅である「動橋駅」にどちらかに特急が停車していたのですが、どちらかに特急停車を一本化する上で揉めたため、その間にあった「作見駅」を「加賀温泉駅」に駅名変更して特急停車駅にしたという歴史があります。
加賀温泉駅も東側にあるアビオシティ加賀というショッピングセンターには会社や家のお土産を買うために行ったことがありますが、それ以外は全く行ったことがありませんでした。
西側に初めて行くと加賀染織工芸館というのがありました。アビオシティ加賀と共に列車が来るまでの時間つぶしには良いのではないかと思います。
アビオシティ加賀の横には市立加賀アートギャラリーというのがありました。加賀の市民が出展した写真展や彫刻の展示がありました。
さて、加賀温泉から大聖寺か動橋かどちらかの駅に行ってみようと思いました。会社へのお土産は加賀温泉駅で買っておいて家の土産は次の駅で買おうと思いました。次に来るのは大聖寺方面行きだったのですが、急病人が出て15分遅れているとのこと。先に来るのは動橋方面行きだったので、その普通列車に乗ることにしました。
すぐに動橋駅へ。「いぶりはし」と読みますが難読駅として知られています。降りて出口へ行くと駅員がいない・・・。昔は特急が停車していたとのことですが今は無人駅になっていました。当然土産を買う売店なども無い。とんでも無い所に来たと思って外に出ると郵便局が目に入りました。まだ営業していたので風景印があるか聞いてみたところあるとのこと。ところが窓口のオバハンがメガネを外してスタンプの小さな日付の部分を見にくそうにピンセットで入れた上に「自信がないので押してもらえますか」とのこと。まあ何はともあれ動橋郵便局の風景印をゲットしました。
駅前にはスーパーはおろかコンビニも無いようなところなので、駅に戻ると昔は窓口があった跡や無人駅にしては大きめの待合室がありました。ところが待合室は女子高生10人以上が占拠しており、その中にオッサン1人というのも居心地が悪いので、残り20分程度で駅前を歩いてみることにしました。
駅は高層建築物やチェーン店というのは無く、所々に個人商店が点在している感じで30〜40年前にタイムスリップした感じでした。こういった街並は個人的には好きなのですが、無人駅になった駅といい、前途は多難のように感じました。
そして駅に戻り、大聖寺方面の普通列車が来たのですが、塗装が国鉄時代のような赤色にクリーム色の帯でした。乗ってみるとテーブルには栓抜きがあり説明文もありました。栓抜きを使ってみたかったですが、栓抜きを使うようなビンジュースなどはなかなか売っていないですね。芦原温泉駅まで乗りましたが、途中、大聖寺駅で高校生はほとんど降り閑散とした状態になりました。向かいの座席に足を伸ばして久しぶりに学生時代の普通列車を乗り継いで旅行した気分になりました。
今回の写真は
http://mixi.jp/view_album.pl?id=33753649&owner_id=825754
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