12年前に「第3回気候変動枠組条約締約国会議」(COP3)が京都で開催され、先進国に温室効果ガス排出削減目標を課す京都議定書が採択されました。日本はこれにより温室効果ガス6種を1990年基準で6%削減しなければなりません。
今日はこれに関連したイベントが京都市役所前でありましたので、クレアールで診断士講座のDVDを見終わった後に行ってきました。
今年の12月に京都議定書後の地球温暖化対策の新たな世界的枠組みを議論する「第15回気候変動枠組条約締約国会議」(COP15)がデンマークのコペンハーゲンで開催されます。これを記念してメルビン駐日デンマーク大使が日本9都市で環境の関心を高めるためのサイクリングツアーに参加しています。今日の京都でこのイベントも終了です。

3時ごろに到着したのですが、サイクルフィギィアの演技をしていました。
3時15分からやまだひさしさんの司会でトークショーが始まりました。ゲストは井上和香さんとBONNIE PINKさんでした。クイズがあったのですが、コペンハーゲンでは36%の人が自転車で通勤されているそうです。
その後BONNIE PINKさんのライブが行われました。
ライブが終わってからブースを回ってみましたが、いろんな団体が展示していました。
そしてクライマックスのサイクリングツアーのゴールです。メルビン大使夫妻が山田知事、門川市長、谷垣衆院議員と共に自転車に乗って登場されました。
セレモニーでは京都からの環境への想いが書かれたものが大使に渡されました。「Do You Kyoto?」に対する想いがコペンハーゲンに伝わってほしいものです。
第2部は「『COOL BIZ』Presentation in KANSAI」という環境省主催のクールビズに関するイベントでした。

これは始まる前に撮ったものですが、ステージの前にいた観客が追い出され、「撮影禁止」の看板が立てられました。
内容は斉藤環境大臣の挨拶から始まり、その後各百貨店の社員、オムロンやワタベウエディングの社長、先ほどトークショーをされていたやまだひさしさんや井上和香さんらのモデルによるクールビズルックの紹介でした。
しかし、これらのすぐ近くにいるのは各百貨店やお役所関連の招待者、正面はマスコミのカメラマンで塞がれ、一般の人はそこから2m離れた場所にロープが張られてその後から見る状況でした。それも黒スーツを着た若い男らが立っているので中々見ることが出来ませんでした。
各百貨店が社員モデルでクールビズルックの紹介をしていたのですが、一体誰に見てもらいたかったのでしょうね。百貨店が衰退している原因を見たような気がします。それと環境省やマスコミは一生懸命クールビズをPRしていますが、このイベントの参加者の位置関係が実情を示していたように感じます。
ブログランキングに登録しました。下記のクリックをお願いします。
人気blogランキングへ

0