今日は、工場保健会に行った後、烏丸御池に本日オープンした京都国際マンガミュージアムに行って来ました。
京都国際マンガミュージアムは11年前に廃校となった京都で最も古い歴史の龍池小学校の跡地に出来ました。小学校の校舎を活用しています。
入場料500円を払って入場。入場券は112となっていましたから、112人目でしょうか。中に入ると本棚にいろんなマンガの単行本が置いてありました。最近はマンガを読まなくなりましたが、「ドカベン」や「ブラックジャック」、「キャプテン」などの単行本を見ると思わず足を止めて読んでしまいました。
1階以外にもミュージアムのいたるところにマンガの単行本がありました。
1階から2階にかけて「100人の舞妓展」というのがあって、100人の漫画家による舞妓のイラストがありました。思わず笑ってしまう舞妓のイラストもありました。
2階には「龍池歴史記念室」というのがありました。中に入ると龍池小学校の校歌が流れていて、龍池小学校の歴史について紹介されていました。給食の風景の写真を指差しながら、私より少し若そうな男性のグループが思い出話をしていたようです。
2階を歩いていると拍子木を打ちながら「紙芝居が始まるよ〜」と言っていた人がいたので中に入ることにしました。「ヤッサンの街頭紙芝居」といって、プロの紙芝居屋の安野侑志さんの紙芝居です。私も小学生のころはグループで紙芝居を作って茶話会で演じたりしたことはありましたが、実際のプロの紙芝居を見たのは初めてでした。
紙芝居は「怪人伝説」という題で、その中で「黄金バット」の紙芝居が挿入されているという内容でした。紙芝居も楽しかったのですが、その前振りとしてトンチ等のクイズをされていました。今まで全国を回られて、クイズに対して子供がこういう解答をしたと言われていて、その中には笑ってしまうものや本当に笑っていられない解答もありました。無邪気な子供の解答は今の社会を反映していると言われると大人の責任を感じます。
紙芝居屋というのは今はほとんどありませんが、家に閉じこもっていないで外に出て子供同士でコミュニケーションが取れるというのは素晴らしいことだと思います。
この紙芝居はミュージアムで常時行われていますので、大人の方もぜひ一度聞いて欲しいと感じました。
安野さんのHPもあるようです。
2階では特別企画の「世界のマンガ展」が行われていました。まず日本の風刺漫画の歴史について展示されていました。明治や昭和初期の珍しい雑誌もありました。余談ですが戦前の雑誌で「上等ポンチ」というのを見たのですが、当時は横書きの場合も右から書かれていましたので、パッと見た瞬間は「○○○上等」と読んでしまいました(笑)。
戦後の雑誌としては長島や朝潮が表紙になっている少年サンデーや少年マガジン、またビジネスジャンプの創刊号は手にとって読むことができました。
それから海外の漫画についても紹介されていました。各国語でのドラえもんやハングルのクレヨンしんちゃんがありました。ドラえもんは中国語では「机器猫」と言うようです。日本とマレーシアのドラえもんの単行本があったのですが、日本の漫画は右開きですが、マレーシアの場合は左開きで、絵柄は全く同じなのですがレイアウトが丁度鏡に映したような感じになっていました。
最後に地下へ行ったのですが、書庫がありマガジンやスピリッツなどの週刊誌がどっさり所蔵されていました。正にマンガミュージアムに相応しい光景でした。
マスコミが取材に来ていましたが、来場者はいま一つのような気がしました。しかし、私はまた行ってみたいという気になりましたし、PRがうまくいけば来場者も増えるのではないかと思いました。
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