2010/5/28 | 投稿者: 事務局
・「小説現代 6月号」(講談社)のグラビアに、愛猫とのツーショット写真とコメントが掲載。
・「ノッテオリテ 7月号」(大阪市交通局)にエッセイが掲載。
どちらも発行済みで、「ノッテオリテ」は大阪市営地下鉄各駅で置かれているフリーマガジンです。
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・「ノッテオリテ 7月号」(大阪市交通局)にエッセイが掲載。
どちらも発行済みで、「ノッテオリテ」は大阪市営地下鉄各駅で置かれているフリーマガジンです。

2010/5/25 | 投稿者: 事務局
最新長編 『闇の喇叭(らっぱ)』が、理論社から6月22日に発売予定です。
理論社のホームページに特設ページができました。
トップページの右上のバナーから入れます。
http://www.rironsha.co.jp/
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理論社のホームページに特設ページができました。
トップページの右上のバナーから入れます。
http://www.rironsha.co.jp/

2010/5/24 | 投稿者: 事務局

いよいよ有栖川有栖創作塾、第10期の最後の授業日となりました。
いつも思うのですが、月日が経つのは本当に早いです。
ついこの間、第10期がスタートしたと思ったところなのですが・・・
創作塾の授業は、3ヵ月で終了します。
長いような感じもしますが、あっという間でした。
みなさんはどうだったのでしょうか?

さて、本日の授業。
合評の前に有栖川塾長の講義が入ります。
講義の内容は「投稿作における失敗例」。
有栖川塾長は文学賞の選考委員を勤めることが多く、「落選する作品は、だいたいこういうものが多い」という例を、具体的に提示してくださいました。
ポイントは数点あります。
ホワイトボードを使ってそれらを書き出し、なぜそれが失敗なのか、ということについて説明してくださいました。
落選する作品の傾向とは・・・?
それは授業を受けた塾生さんたちの特権ということで。

真剣に聞き耳を立てながら、メモを取っていく塾生さんたち。
有栖川塾長は、現役作家としての視点から講義をしてくださいますので、学び取るところが多くあります。
一語一句として聞き漏らさず、すべてを吸収しようとしています。
講義のあとは課題作品の合評です。

合評が終盤に差しかかった頃、第10期の授業に参加していない塾生さんたちが集まりました。
UさんとNさんです。
彼らは授業が終わるまで、会議室で待機です。
今期の授業を受けていないのに、どうして彼らが教室までやって来たのかと言うと・・・。

第10期の打ち上げに参加するためでした。
創作塾では最終授業日に、毎回恒例となっている打ち上げがあります。
かつて在籍していた塾生さんたちは、この打ち上げに参加することができます。
今の塾生さんたちの投稿作の進行状況を確認し、自分の作品づくりの活力剤にすることができるわけです。
打ち上げに参加したUさんとNさんは、そうやって在塾生さんたちから情報収集をしていました。
どういった作品が賞をとりやすいのか。
今現在、どういった文学賞に投稿しているのか。
そんなことを、打ち上げで論議するわけです。
もちろんプライベートの話をして、コミュニケーションをとることもオッケーです。
有栖川塾長と交流をもてる数少ない場ですので、大いに利用してください。
さて、打ち上げで新たな創作意欲をかき立てられた皆さん。
第11期の有栖川有栖創作塾は、7月12日の月曜日からです。
受講の締め切りは7月5日の月曜日。
来期も参加されるという方は、事務局かスタッフまでお問い合わせくださいませ。
それでは、また来期にお会いしましょう!

2010/5/10 | 投稿者: 事務局

第10期有栖川有栖創作塾。
5回目の授業です。
今日は強い雨が降っています。
その影響もあってか授業開始5分前までは、まだ塾生さんが1人しか到着していない状況でした。
有栖川塾長は言います。
「向かい風が強すぎて、みんな歩けなくなってるのかな?」
真顔で言われるので、ギャグなのか本気なのか判断しづらいところです。
定刻には皆さん間に合ったので一安心。

さて、本日の講義。
合評はひとまず置いて、ゲーム感覚の授業が行なわれました。
まず各塾生さんのもとに、1枚のコピー用紙が配られます。

何をするのか説明する有栖川塾長。
今日のテーマは「アイデアの出し方」です。
詳細は授業を受けた塾生さんだけの特権として省きますが、配られたコピー用紙にある設定を書いてもらいます。
○○が××するために△△をした
というような一文をつくり、伏字の部分をそれぞれ好きなキーワードで埋めるのです。

自分だけで埋めるのではなく、「○○の部分はAさんが書いて、××の部分はBさんが書く」というように、塾生さん同士で回しながら埋めていきます。
以前にもやったリレー小説のような感じですね。
単語だけで埋めるよりも、できるだけ細かい設定を置いたほうが、次の人も書きやすくなります。

最後にそれがどうなったのか、一人ずつ読み上げて発表です。
支離滅裂になって笑いを誘うこともありましたが・・・

そこにアイデアの原石が詰まっています。
みんなで回して作った設定をもとに、有栖川塾長が総括して「アイデアの出し方のヒント」を伝授。
この有栖川流奥義を使って、どしどし新作を書いていってくださいね。
さて、次回は第10期最後の授業です。
終了後には恒例の打ち上げがありますので、今期の授業に参加されていない塾生さんも、お気軽にスガノまでご連絡ください。
