2007/4/25 | 投稿者: 創作塾・総務部

 『創作塾』第2回目の授業です。

前回は第1回目という事から、緊張した面持ちの塾生たちでしたが、今回はややくだけた様子。
出だしもスムーズで、笑い声も多々あがる。とてもアットホームな雰囲気でした。

…が、今回は自らの課題作品を全員で添削するという内容。
思い出したかのように緊張の面持ちに逆戻り。
はてさて…


要するに作品を全体で合評するわけですが、どのようなスタンスでするのか? という事が非常に大切なワケです。
言うなれば「編集者との打ち合わせ」にも通じるものがあり、「明確なゴールに向かって作品を直していく」という事でなければ、添削の意味がないのです。

塾長はどのようなスタンスで挑むのか?

「小説に良し悪しはありません。その人が描いた世界なのだから、それに対して考え方がおかしい、と言うつもりはありません」
とのこと。

では野放しなのかと言えば、そうではなく、
「作品を読んでいて、これはきっとこうしたかったんだろうなぁ…と感じる事はあります。添削するならば、そこなんです。それは問いかけであり、それをどのように理解し、利用するのか? それが作家性に結びついていきます。読者が読んで、演出の真意を理解してくれる表現なのかどうか。そのアドバイスをやっていきたい」

やはり、それには作品がないと意味がない。
今後も作品の添削が主になっていくでしょう。
水泳を習いに来て、泳ぎの理論ばかり教えてプールに全く入らないというのはおかしいわけで、やはり作品を見て、その作品を目の前にして、書いた人とじっくり取り組む。これが一番いい方法です。


では、書くためにはどうするか?
そこが、塾長曰く、作家にとって一番苦しいところだそうです。
「机に向かうこと」
これがなかなかできない。
一旦書き出したらスムーズに行くらしいのですが…しかし、こういう経験は何にでもあるハズです。
作家の世界でも同じなのです。

だからこそ、机に向かうことに慣れないといけない。
そういった創作の苦しみは、塾長が誰よりも実感しているわけです。
だからこそ、提出された作品の一つひとつにじっくりと目を通すことが礼儀とのこと。
好きな道を突き進むには、それなりの覚悟が要りますね。


そうして添削が進み、90分かけて5名に細かい指導が入る熱心さ。
…時間が足りない…。
添削されたなら、次は? 当然、書き直す。コレ基本です。

こうして繰り返すことによって、確実に成長してくれることを願うばかりです。



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2007/4/16 | 投稿者: 創作塾・総務部

ミステリ作家の有栖川有栖氏が塾長を務める『創作塾』がいよいよ開始!

作家志望の生徒を集め、創作に必要な知識や考え方を提示し、そして何よりも塾長や仲間から刺激を受けるための集まりです。


まずは自己紹介。
「もし、何にでもなれるなら、何がいい?」という質問に答えていくという流れ。
しかし、さすがに皆さん初対面だけあってガチガチの雰囲気だわ。
…というか、運営側である作劇舎スタッフも、有栖川塾長を一目見ようと、ガン見しまくる。
かく言う私もその一人。どんな授業をするんだろうと興味津々。(…授業中、総務の私はヒマなのよ)
そんな空気の中、第1回目の授業が始まった。


どのようなジャンルが好きなのか? 書きたいのか?
コレに対する答えは、やはり『ミステリ』や『ホラー』が多かった。

やっぱり、外から見たらそう見えるという事かな?
創作塾では、そういったジャンルを目指している人こそ優遇…みたいな?
有栖川有栖が塾長なんだったら…。もしくは、一緒に展開している『作劇塾』は実話怪談の中山市朗氏が塾長だし…。
実際はそうでもなく、両方とも創作に携わる者全般に必要な事を教えているのに。
「物語」にジャンルはあるけど、「創作」にジャンルはないんだぜ?

それとも、皆さん気を使ってミステリやらホラーやら答えたのかしら?


さてさて!
自己紹介も終わった頃、今度は有栖川塾長の経験をもとに「作家とは何か?」についての簡単な講義が展開された。
「小説家になりたい」と「小説を書いて本を出したい」は違う。
そして、「小説家になる」のと「なり続ける」のは違う。


一変してマジメな空気に。いや、最初からマジメなんですが。
塾長曰く「作家には、ある日突然なれるもの」らしい。
もちろん、作品を書き続けている人に限られますが。
そして一番大変で、作家たる自分を確立するために必要なのは『次』を書く事。

全身全霊、全ての知識・技量を投資して仕上げた小説が、ようやく出版社に認められたら、その次は…
「じゃあ、次書いて」
と、簡単に言われるという…。
これに耐えられるかどうか? 続けられるかどうか?

後半の講義では、塾長の経験談をふんだんに聞く事ができました。
この世界に苦労していない人間なんていないなぁ…と実感。


…と、授業も終盤。
最後に課題が出され、それをもとに今の自分の力量を客観視する事に。
最初の一行を塾長が提示し、その続きを書いてくるというもの。

さて、第2回はイキナリ作品の合評となります。
今から楽しみです。


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