音楽版ブログ「おとけーず」もあります。でも、最近はお休み中。

2016/7/27

「帰ってきたヒトラー」  映画

今日はお休みの日ということで、家でグダグダしようかと思ったんだけど、
ふらっと、映画を見に行ってきました。

前に、この映画を見つけて、ああ、見たいなーって。

でも、上映期間があと少しだったなって思い出して、
昨日の夜に調べたら、今度の金曜で終わりだったもので。

映画はそのタイトルの通りで、
ヒトラーがタイムスリップをして現代のドイツにやってくるというお話。

そこで、そっくりさんと勘違いされてテレビに出るようになり、
そのうちに、彼は民衆の心をつかんでいくのでした。

一見すると、ただのパロディみたいに見えるんだけど、
この映画の真意はもちろんそんなのではなくて、
帰ってきたヒトラー」というのは、彼が現代に来たってことじゃなくて、
まさに今のドイツにはかつてと同じ考えが蔓延してますよねって、
現代のドイツにヒトラーと同じ思想が帰ってきてるよねって話なんですね。

それは、移民排斥の主張の高まりであって、
しかもそれを訴えているのは極右政党のような特別な人間ではなくて、
一般の市民たちが日常的に、当たり前のように唱えている。

そんな社会状況に警鐘を鳴らす目的があるのでしょう。

そしてそれだけじゃなく、全体主義の恐ろしさも描いていて、
真実に気付いた人を「人ではない」「異常者である」とみなして、
社会から葬り去ってしまうことも登場しました。

今日はレディースデーということで、まあまあな数の人が見ていましたが、
そういったメッセージにどれだけの人が気付いたのでしょうか。

この映画を見に行きたいと思ったのは、
彼が民衆を扇動するためにメディアをうまく利用したという話があるので、
その流れのようなものを確認しに行きたいと思ったからなんだけど、
現代ではラジオではなくてテレビがあるわけですよね。

さらには、インターネットも存在しており、
その点では思想の拡散はしやすいのかもしれないけど、
逆に、見えてしまう分だけ難しいということもあるかもしれません。

最後にヒトラーはこういいます。
 私が民衆を扇動したのではない。彼らが私を選んだのだ。
 私は社会の中に存在する。君は民主主義を否定するのか?


ヒトラーがまさに帰ってきているんです。

ドイツ映画ということで、聞こえてくるドイツ語がなかなか心地よくて、
最初の方は見ていて面白い場面もたくさんありましたが、
終わりに向かうにつれ、とても恐ろしさを感じる映画でもありました。



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