音楽版ブログ「おとけーず」もあります。でも、最近はお休み中。

2008/12/7

「あなたは死刑を言い渡せますか」  日記

今日はホントに寒くなりましたね。真冬です。

といっても、今日は休みだったので外に出なかったんだけどね。

外に湯沸かし器があるんだけど、それに凍結防止装置がついてて、
その動作音が昨日の夜遅くに聞こえてきてね。

ああ、冬になったなーって感じたのでした。

さて、今日は休みだったので、昨日録ったビデオを見てました。
NHKスペシャル「あなたは死刑を言い渡せますか」です。

来年5月から裁判員制度がスタートするわけだけで、
それに向けて、模擬裁判がいろいろと行なわれてきたそうですが、
今回のものは死刑が求刑されるものなんですね。

で、模擬裁判は最高裁判所が主催したものもあるんだけど、
そのなかでは一度も死刑求刑のものは扱っていないんだそうです。

最高裁判所は、
極めて重い刑の判断をする場合、裁判員にかかる心理的な負担などについて、現実に即した検証をするのは難しく、模擬裁判の題材には適さないと考えている
からなんだそうですが、
まあ、どう考えても逃げてるとしか思えないよね。

だって、裁判員制度ではすべての事件を扱うのではなく、
殺人や放火などの重大犯罪に限られているんだけど、具体的には、
 1.死刑または無期懲役・無期禁錮になる犯罪
 2.故意の犯罪行為によって人を死亡させた犯罪
以上の2つが対象になっているわけです。

ってことは、死刑が求刑されることはけっこうあるパターンな訳で、
それなのに死刑求刑について考えないというのは、
単に、批判を恐れているだけといわれても仕方ないんじゃないのかね。

で、模擬裁判では強盗が2人を殺害した事件が話し合われたんだけど、
評議の様子とその結果はとても興味深かったですね。

最終的な結論は、
裁判員6人のうち死刑判断をしたのが4人で、無期懲役が2人、
裁判官は3人全員が死刑を選択したのでした。

で、そこで興味深かったのは、無期を選んだ2人が、
法の知識に明るい人とやや極端な考えを持っていた人だったってこと。

被害者のことを考えようとしていた2人の女性は死刑を選択した。

別に、その2人が冷たいわけでもないし、考えが浅いわけではないけど、
いろいろと必要なこともそうでないことも考えれば考えるほど、
死刑回避の方向に動くみたいだなーと感じたのでした。

あとは、やっぱり、死刑判断を行なうのは厳しいよなって。

だって、多数決で決まっちゃうわけだもん。
今回の無期を選んだ2人はやりきれないですよ。

アメリカでは死刑判断をする場合のみ全会一致を要するらしいんだけど、
そのくらいのことをしてやらないといけないのかなーとは思いますね。

ただ、そんなことは言っても来年から始まるわけで、
参加するにあたっては、かなり客観的な参加をするべきなんだろうなって。

つまり、判決を出したのはたしかに自分ですが、
それは自分が積極的にその人に下したわけではなく、
あくまでも、市民の一代表として下した結論であると。

自分の判断でその人やその周辺の人生が変わるかもしれないけど、
そこまでの責任を感じる必要はあるのかと。

もちろん、いい加減に判断していいって言ってるわけではありません。

そこまで重荷を背負う必要はないって言ってるんです。

他の人でもこう考えるだろうって、それを代わりに言ってるだけ。
そうじゃなきゃやってられないんじゃないかね。


ちなみに、俺のもとには裁判所から通知が来ませんでした。
来たことは書いちゃダメだけど、来なかったことはいいんだよね、たぶん。



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