2012/10/31

人それぞれなのですが、、  ♪おたより

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長年、先生という仕事をしていると、色々な親子さんがおられて面白いと思うこともあります。「この親にはこの子あり」という感じで、子供は親の後姿を見て育ちます。お子様の姿に少し気に入らない所を見つけたら、ちょっと御自身を降り返ってみたらいかがでしょうか、、

先日、初めてキラキラ星が少し弾けた!ということで、親子して大喜びをしておられる方がおられました。今までも、レッスンの後、ドアーの向うで「良く出来たね!」と仰っているお母様もおられましたが、、 反対に、レッスン中でも我が子に色々注意をしたり怒っている方もおられます。どちらが伸び伸びと成長するでしょうか、、 性格も考え方もそれぞれではありますが、そして普段の生活とかけ離れるのもおかしいかもしれませんが、怒られてばかりいてヴァイオリンが好きになるはずはありませんね。

子どもの心を掴みながら、褒めながら、励ましながら、時には叱りながら「努力すれば出来るようになる」 それを親子で経験することは、ヴァイオリンだけではなく全てのことに共通し、しっかりと生きていく人間になる素を作ることになると思います。

先日、Facebookでのやりとり。私の初めての生徒さん葉子ちゃんからのコメントです。音楽を一生、楽しく続けられるといいですね♪

「ご夫婦お二人に習った生徒も数少ないのではないでしょうか(自慢です!(^^)!)
いつも母が「和子先生の音は美しい音よ」と私に言っていました。ヴァイオリンを弾いていなければ出会えない人、こと、沢山ありました。主人にも出会えましたし(^^♪ 家族で鈴木です♪ まだまだたくさん弾きます!」

2012/10/13

才能教育研究会員  ♪おたより

私がまだ学生時代の頃、鈴木先生が「びっくりクラスを作るから、松本支部の各クラスで一番、手に追えない、一番おけいこをしない子供を出して下さい」と仰いました。

10名ほどのやんちゃな坊や達が集まりました。落ち着きもなく走り回っている子もいたような気がします。まだキラキラ星も弾けません。「立派にキラキラ星が弾けるようになること」が目標でした。普段のレッスンの他に週2回ほどの鈴木先生のおけいこ。選ばれた幸運な子供達は10ヵ月後、立派にキラキラ星が弾けるようになり、他の曲も弾けるようになりました。

マニュアルではないように思いました。鈴木先生の子供に対する愛情です。基本的には、おけいこの初めは「ごあいさつ」、そして弓の体操、音のおけいこ、リズムへと進んでいきます。でも、その通りにやろうとすると、感受性の繊細な子、自尊心の強い子、、こちらの思ったような行動をしてくれません。一般には、先生の言う通りに出来る子が「良い子」、なかなか言うことを聞いてくれない子は「困った子」になるのでしょうが、、

鈴木先生の、子供の目を見て「この子を立派にしなくては承知しない」という信念が、徐々に、無意識に子供に伝わっていきます。小さなお子さんで、どうも思うようにやってくれない場合、いつもあの時のことを思い出します。鈴木先生は特別だったのだろうか、、いやいや、一生懸命やっていれば、いつか心は伝わるだろう、、と。

そんな訳で、私のレッスンは、時として仕上がっていないのに次のことを与えたり、様々なケースになります。先週も、ずっとキラキラ星だけやっていて、ちょっと嫌になりかけたHちゃんが、蝶々も練習を始めたら俄然やる気になりました。何を弾いているかわからないようなお子さんもいます。でも、これは「出来ないから仕方ない」ということではなく「本当はきちんと積み重ねたいけれど臨機応変に、いつかはしっかり弾ける子に」と思っているので、お母様は、そのことをしっかり肝に銘じていて頂きたいです。

「きっと頑張れるだろう」と思うお子さんには、なるべく今の曲でストップしています。やはり先週、本人は(きっと録音できる)と思ってレッスンにやってきたS君ですが、先に伸ばしました。これでまた少し上達します。

大事なことは「やる気を育てる」ことです。あまり練習したくないと思っている時、「練習しなさい」ばかり言っても良い方には向かいません。お家でのおけいこも「教える」のではなくて「練習する子に育てる」のですよ。上手くいくこともあるけれど、ほとんどのお子さんは練習が嫌いですから、毎日、大変なことでしょう。山あり谷あり。ただ、たまに「練習しません」と仰るお母様がおられますが、それはどちらかというと親の問題だと思います。どうしたら良く育つのか、それを研究するので「才能教育研究会」、皆様は、その会員です。



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