2008/2/29

バランスが大切  ♪おたより

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「本当にやる気があって、それに伴う努力を惜しまない」ことが既に出来ている人間に教えるとしたら、それは、そんなに難しいことではありません。 でも子供には未だそれが備わっていない、、 これから、そのように努力したり、努力の賜、達成感を育てる訳ですから、たとえ正しいことであっても、そのことばかり叱っていたのでは嫌になって止めてしまいます。 これでは、もともこもありません。

課題は様々、、姿勢であったり、音程であったり、音作りであったり、読譜であったり、音楽を掘り下げることであったり、、 その子の今の課題を、出来るだけ引き上げて、もうちょっと頑張れそうなら、もっともっと、、 これ以上出来ないようなら、、 という具合。

たとえば、今、弾いている曲で3の音程がいつも外れる子供。 このような子供には「ここの音程が違う」ではなく「3の音程を正しく」と考えさせるべきです。 1曲の中で「ここも違う、ここも違う、、」ではなく、「3の音程」に絞る、、 そしたら直すのは一つで済むでしょ! 「間違った音程で弾く」のも、耳が音を聴き取れていないのか、聴こうとしないのか、姿勢からの問題か、、 その子の性格や体格が原因のこともありますし、おけいこのさせ方、子供への対し方からくる要因も大きいと思います。

たとえば、一通り弾くのは楽しいのだけれど、きちんとした練習を嫌がる子供、、(ほとんどの生徒さんに言えることです) 正しくゆっくり弾かせるのが○なのは決まっています。 だんだん、「ゆっくり正しくよい練習を目指したい」これは親御さんの頭に、いつも置いておいてください。 1日の練習の初めの方に、この正しい練習を出来るだけやる。 この時間が長くなるのが「上手くなる」ということです。 ただし、この時間はお子様によって差がありますから、適当なところで切り上げてください。 いつまでも意地になってやることは良くないと思っています。 我が家が、これで失敗しましたので、、

どんなやり方にせよ、お母様が、このようなことで悩んでいるご家庭には未来があります。 今、この記事をご覧になって「これは我が家のことでは?」と思われた方、お子様は必ず良い人間に成長しますよ。 沢山の愛情を受けて育った子供が立派な人間になること、多くの先輩方が実証済みなのですから。

2008/2/12

能力は繰り返した量だけ育つ  ♪おたより

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レッスンで、曲が弾けると出来た!と思う方が多いように思いますが、実は、ここからが勉強、立派にする勉強の始まりです。 音符を追うことだけで精一杯の方も中にはいらっしゃるので、皆さんに一律な要求は致しません。 今は出来なくてもいつか、、ということもありますからね。

周りを見回して、あの子は次の曲にいったのに、どうして家の子はまだなんだろう、、 そういう疑問、あると思うのですが、止められているお子さんは、まだまだ上達する。 この曲でやらなければならないことを完全にクリアーしていない、、ということなのです。

ひとつのことをやってみる→出来た→繰り返す、、 出来た!だけでは能力になっていないのです。 鈴木先生は、よく「1万回ね!」と言われましたが、出来てから、せめて100回。 ひとつのことが能力になった時、それは後でおけいこする曲にも生きてきます。 出来た!で終わっただけの子供は、次の曲で、また同じようなことを言われなくてはならない、、 教本の曲は、その一曲一曲に、その曲を通して身につけてほしいことがあります。 ですから、能力にならなかったことを多く残して巻ばかり進んでしまうと、後で苦労したり、結局、薄っぺらの演奏しか出来ない人になってしまう訳です。

色々な生徒さんがおられるので一概には言えないし、意欲作りが最も大切なので、ケースバイケースなのですが、たとえば移弦とか弓の持ち方とか、きちんとすることを後回しにすると、後でとても苦労をする、、ということだけは確実です。 「能力は繰り返した量だけ育つ」 これは、良い能力だけではなく、悪い能力についても言えること。 「よくない弾き方を数多く繰り返すと、それを直すのには倍の時間がかかる」ということです。

2008/2/9

認められることの効用  ♪今日のレッスンから

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今年の勉強会、プログラムを6年生のMちゃんにお願いすることにしました。 Mちゃんは絵を描くことが大好きで、たまに私に描いた絵をプレゼントしてくれます。 今年はプログラムをどうしようか、、と、ちょっとMちゃんに打診してみたら、けっこう乗り気のようです。 先週は「原稿を下さい」と催促されてしまいました。

そのMちゃん、今週、ヴァイオリンの音が生き生きしていて、とてもいいのです。 普段よりたくさん練習したとは思えないのですが、、 笑)  私と話す時、目が輝いています。 プログラムのことだけではないかもしれませんが、確かに意識が変わってきました。 演奏の取り組みに成長がみえます。 自分の得意分野を認めてもらえたこと、こちらが思っている以上に、子供の喜びは大きかったのかもしれません。

小さい時にガミガミ煩く仰っていたお母様が、もうついていけない、、と手を離したとたんに子供がしっかりした、、という話もよく聞きます。 それは勿論、細かく仰った時期があったから、、ということでしょうが、ひょっとして子育てで一番難しいのは子離れかもしれません。 私も最近(息子はこんなことを考えていたんだ、、)と、けっこうしっかりしている二男にびっくりしたりしています。 それはもう大人なんだから当たり前なのでしょうが、親は、いつまでも子供と思ってしまうんですよね、、 高校生、大学生の頃まで、細かな注意をしていたことを、ちょっと反省している此の頃なのです。



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