2007/11/29

音に命を  ♪おたより

 「音に命在り、姿なく生きて」
 「愛、深ければ、為すこと多し」


この言葉は、鈴木先生の言葉の中で、特に、先生の仰りたいことを表している二つだと思います。 私の卒業証書などにも「音に命在り・・」と書かれています。 ところが、晩年近くなった先生は、「音に命在り」ではなくて、「音に命を」と書かれるようになりました。 みんなの音が、なかなか先生の目標まで達していない、、勉強が足りないので、業を煮やした先生は「命在り」ではなくて「命を、、」と、悲痛とも思える言葉を書かれるようになったのです。

私の反省でもあるのですが、おけいこ・・というと、どうしても曲ばかり弾いてしまう傾向にありますよね! 音にも気を配ってはいるのでしょうが、音の為だけの練習をしている人は僅かのように思います。 

「楽器を弾く」という言葉が悪いのかもしれませんが、楽器は鳴らして、まず、その音を聴かなくてはいけません。 みんな、弾くことに必死になっています。 「聞いているよ!」と、誰かさんの声が聞こえてくるようですが、「聴く」ということは、テレビの音や街の音を聞くのとは違うので、やはり聴き方のおけいこが必要なのでしょう。

そこで、1月は月火土クラスは勉強会のピアノ合わせで忙しく、合奏がないので、1月31日(木)に、みんな一人づつ、ユダスマカベウスを弾いて、みんなで聴き合うことをやってみようか、、と思っています。 点数をつけて1位には何か景品をだそうか、、優劣つけるのはどうかな、、と思ったり、、 ま、偶には面白いかもしれませんね! みんなが本気になってくれることが狙いです。 ご意見がありましたらどうぞ、、

2007/11/27

やはり親の後姿を見て育つ  ♪私のことですが

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昨日はレッスンが休みだったので、松本に送る卒業録音の確認をしていました。 音が鳴り出すと、生徒さんの顔や弾いている姿が浮かんだりして、「あの時は、、」などと思い浮かべるのも楽しいことです。 ひとつひとつの経験を通して、子供は成長していくのでしょうね、、

さて書類、、 4〜5年前までは、テープと書類を別々に出される方がいらして、いざ提出の時は、てんやわんや、、 お金が足りないのはともかく、テープが見当たらないのは大変です。 それを防止する為に、MD、書類、検定料は同時に提出して頂くように致しました。 書類、、ほとんどの方は空欄を埋めて下さっていますが、中には、わかっていることでも書き込んで下さらない方もいらっしゃるんですよね、、少数ですが、、 皆様お忙しい中、書き込みは面倒でしょうが、それが何人分にもなると、、>< お察し下さいませ、、 笑)

そして、いつも思うことは、こういう提出物をきちんとされる方は、普段のおけいこもきちんとされる、、 紙切れ1枚ですが、お宅の様子がわかってしまうんですね、、 小さな時はガチャガチャしているような御子様でも、親がしっかりしていると、やはり、きちんとした態度の出来る人になっているようです。

ですから、たとえば、おけいこをしない、、とか、反抗ばかりする、、といった悩みのある時、どうしようもない時は、親自身が前向きな生活をすれば、子供も、それに倣うようになると思います。

実は、我が家の二男、、 止めてほしいのにタバコを吸う、、 健康の為に助言する数々のことを実行しない、、 あ〜ぁ、、と思いながら、、 でも、私くらいの歳になった時、きっと思い出して同じことをするようになるだろう、、と、健康に良いことを、なるべく見せながらやることにしています。 幾つになっても子供は子供です。 形は違っても親の苦労は、みな同じ、、 笑)

2007/11/18

お母さんは子供の第一の理解者  ♪今日のレッスンから

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先日のこと、、ガヴォットの録音が思うようにいかなくて、ちょっと泣きそうになっていたAちゃん。 お母さんは、「もう一度、録音して下さるように先生にお願いしましょう」と、Aちゃんに優しく話しかけ、親子で「先生、もう一度お願い致します」と言われました。 ちょっと感動してしまいました。 2年前、クリスマス会を見学にいらした時のお母さんは、ただの若いお母さんだったのに、随分成長したな〜、、と、失礼ながら思ってしまいました。

いつも元気にお話をしてくれるCちゃん。 「先生、おけいこしている曲が◎になっても、いつも練習するんだよね!」と。 これも、普段の、お母さまの言い聞かせの賜でしょう。 また、最近とてもよい弾き方をするようになってきたK君も、ちょっと演奏に力が入り過ぎていたので、「そんなに頑張りすぎないで!」と申しましたら、お母さま、「すみません。 練習の時間がとれないので、弾く時は力が入ってしまいます」と。

レッスンで私が注意をしますと、たまに、お母さまも子供に文句を言う人がいます。 ちょっとした「ほら、言ったじゃない!」くらいならよいのですが、私以上に何か言い始める、、 黙って聞いていると、明らかに私の注意を理解していない、別のことまで仰り始める、、 録音の時も、明らかに、子供は疲れているのに「もう一度!」

レッスンを受けているのは子供ですが、子供への注意は、お母さまに向けて発信していることが多いのです。 「練習しません」、、そう言いたくなるのはわかりますが、それは、練習させる努力を怠っているということですよね、、 子供が練習しないのを相談下さるのはよいことですが、愚痴のようになってはいけません。 おけいこを続けることは本当に大変です。 練習が出来ない時もあるでしょう。 それは仕方のないことですが、「練習しなさい!」と言うばかりでは好転しませんよ。 楽器に触りたくなかったら「公園で夕陽を見ました」 これも、ある意味、立派なおけいこです。

なかなか言いたいことが上手く書けないのですが、、 自分のことを思い返しても、いつもうまくいっていた訳ではないし、修羅場のような時もありました。 でも、いつもお母様は、子供の理解者であって下さい。 子供が落ち着かなくなるのは、自分が親から嫌われているのではないだろうか、、と思う時です。 先に書いたAちゃん、Cちゃん、K君、、 将来、すくすくと成長すること請け合いです。 お母さまの言動が子供の性格を作る、、 それだけは確かですから、、 将来を楽しみに、、是非、キレないように、宜しくお願いしますね、、 笑)

2007/11/14

CDを聴くということ  ♪今日のレッスンから

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先日のレッスンでのこと、、 やる気もあるし、よくおけいこする生徒さんなのですが、どうも曲の流れが掴めていない、、 そこで、CDをよく聴くようにお願いしました。 お母さま曰く、以前は聴かせていたけれど、今週は故意に聴かせなかった、、ということでした。

CDを聴くこと、、楽譜を見なくなったり、ただ流れてしまう、、ということもあるので、時によっては聴かないことが必要になることもあります。 ただ、以前にもお話したかもしれませんが、聴くということは、1回2回聴く、、ということではなくて、もう1日中、鳴らしている、、 すると、CDの音楽センスが移るんですね、、 小さい時に、CDをたくさん与えると、ある程度、成長した時には、回数を聴かせなくても、受け取る能力がついているので、少ない回数でも効果が上がる、、ということが考えられます。

おけいこしている曲でなくてもいいんです。 よい演奏にたくさん接する、、ホント、大切ですよ。 いつもの練習曲、CDを聴くことで、弾く時のテンポが早くなってしまうようなら、以前の曲とか、他の名曲を聴かせるのもひとつの手です。 今、おけいこしている曲を早く仕上げたいお母さまは、今の曲ばかりに目がいくのでしょうが、長い目で見たら、大きな意味で広い音楽センスを育てることの方が大切ではないでしょうか、、

五島みどりさんのお母様のお話に、ひとつの曲を、いろいろな演奏家のCDを聴いて、この部分は誰、この部分は誰、、と、好きな演奏をパズルのように組み入れて曲作りをしたのだそうです。 こうすれば自分の音楽でしょ!と。 みどりさんは素晴らしい演奏家になったので何とも言えませんが、私が「CDを聴いて下さい」と言っているのは、こういう為ではありません。 いずれは自分の演奏をする子供になるのでしょうが、ひとりの演奏家のCDを、とことん聴いて、その中に流れている音楽全て、センスも人間も受け取ってほしいということ。 好き嫌いではなくて、、です。 わかりますか?

なので、初めに話した生徒さん。 以前にはCDを聴いていたけれど、、ということですが、聴くのを止めたら音楽が流れなくなった、、というのは、聴き方が少ないのだと思います。 受け取る力が育っていない、、小さい時の聴き方が足りなかったのかな、、

いいですか! この年齢にしか出来ないこと、、があるんです! 出来ない、、と言ったら言い過ぎかな、、 後でやろうと思ったら苦労するという意味ですが、、 迷ったら聴かせて下さい。 ちょっと弊害があるような時には、レッスンの際、お話します。 以前、この子は、何と言う素敵な音楽センスの持ち主だろう、、と思ったことがありましたが、結局、そのお母様は、たくさん聴かせていたらしいです。 やっぱり、、生まれつきではなかったんです。

2007/11/6

ヨーガのお勧め  ♪私のことですが

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2ヶ月ほど前から、大学生のN君と、Brahmsの1番の合わせを始めました。 ご存知ない方は「合わせ? 何のこっちゃ?、、」 私は、弦楽器と一緒に弾くピアノが大好きで、10年ほど前から、ピアノの勉強を真面目に始めたのでした。 もっとも最近は、腕が痛いの何のと、ちょっとさぼっていましたが、、

先週「ちょっと録音してみようか、、」と、教室のMDに撮ってみたら、、 音が笑っているように感じられるのです、、 ブラームスですよ、、 >< 

(そんなつもりはないのですが)何となく出してしまう音、まだ楽譜に頼って弾いている音に気持ちを込めるのは難しい、、

大事なのは「呼吸」です。 呼吸と出す音を合わせると、音に心が入るような気がします。 そして、その呼吸は、身体の動きと連動していなくてはいけません。

ヨーガとは、「心と身体を一致させる」という意味だそうです。 私が肩が痛いことを知ったAさんが、多分、身体のことを心配して下さって勧めて下さったのですが、私の目指したのは「呼吸と身体の動きの一致」 なかなか難しいですが、確かに、これはいいですよ。 身体のためにもいいし一石二鳥です。

暫くぶりに録音したピアノの音は「笑って」しまいましたが、もう一度、呼吸を考えて、その世界に入っていける練習をしようと思いました。

自分の子供が小さい時のことを考えると、学校にも行っていますから、短い自由時間に「おけいこ」をさせるので気持ちが一杯。 野山にはよく行きましたが、リトミックとかヨーガとか、考える余裕がありませんでした。 ヨーガは大人の方にお勧めですが、、 よい演奏のためには、健康も生活も、全てバランスがとれていることが大切なのですね ♪



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