「じゅんさい」は秋田県三種町が国内生産量の約90%を占める日本一の産地であるとご存知でしたか?! 「実家からの贈り物」と、友が差し出すじゅんさいをありがたく頂戴しました。じゅんさいの風味の命は、ゼリー状のヌメリとツルリとしたのどごし。何をおいてもめっきり食欲の衰えた義弟に味わわせてやりたく、義弟の病院帰りを待ちました。
一方、義弟は紀州の友から頂戴した珍しい「紀ノ川柿」を携えて帰って来ました。まだ樹になったままの平種無柿に袋をかけ、脱渋剤(固形アルコール)を封入。2日後に袋の底を破り、樹上で柿の渋を抜くという手の込んだ独特の手法で作られるそう。
これで秋田のじゅんさいに和歌山の柿という特産両横綱の揃い踏みです。こうして義弟が喜んで食べる姿を目の当たりにすると、美味しさも倍増です。(お断り:facebookに同文掲載)


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