“こころの時代”といわれて久しい。NHK「ラジオ深夜便」で放送されている同名の長寿番組があり、時に拝聴している。
仏様や観音様の御姿に手をあわせ、その神聖な雰囲気に触れ、己や様々な価値を見つめることで心がやすらぐという人は多い。そんなこともあって霊場巡りの参拝者は今でも多いと聞く。
隔年4月に行われる脇田山 安養寺総代研修だが、2011年から
住職の提案により「西国三十三所巡り」を始めた。その巡礼元年である2011年4月には@那智山 青岸渡寺、A紀三井山 金剛宝寺、B風猛山 粉河寺の
三カ寺を参拝した。
また昨年4月の比叡山団体参拝の折には、L石光山 石山寺を参拝した。紫式部ゆかりの花の寺として有名である。
さて、今年の総代研修会(4月4日〜5日)では、㉖法華山 一乗寺、㉕御嶽山 清水寺、㉘世野山 成相寺、㉙補陀洛山 松尾寺と一気に四カ寺をお参りする予定。
折しも、父親の祥月命日が4月10日、母親が4月24日である。両親は共に手を取り合うように春爛漫のベストシーズンに旅立った。せいぜい供養して参りたいと念じている。
西国巡礼中興の祖といわれる花山法皇は、㉝谷汲山 華厳寺を西国三十三所満願所と定めた。いつの日にか谷汲山の淡墨桜を愛でながら、巡礼の満願・結願を果たしたいと夢見ている。

近所の備前八幡宮境内の満開の桜


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