2月20日と27日の2日間にわたるギターミニミニコンサートを無事終えた。アンサンブル4曲の合間には中谷先生の素晴らしいソロ演奏が披露された。ただ惜しむらくは、事前PR不足の所為か2日間ともに聴衆がまばらで、これだけは心残りであった。来年も出演要請があったが、大きな反省材料を残した。
超ミニとはいえコンサートをやり遂げた解放感も手伝って、春の使者である梅の鑑賞に、岡山市東部にある梅の名所
神崎緑地と神崎梅園に向けて車を走らせた。傍らの家内の「こうして(自らの運転で)走り回れるのもあと10年よ!」という声を寂しく聞きながら・・・。
折りしも梅まつり開催中で、多くの家族連れやカップルの花見客でにぎわっていた。神崎梅園の約150本の梅林の開花もいまが盛りで、そこここから梅の香りがほのかに漂ってくる。
話は飛ぶが、ネアンデルタール人の埋葬骨と一緒に、花粉が発見されていることから「ネアンデルタール人が死者を弔い、墓を造り、しかも花を手向けていた」という説がある。私たちホモ・サピエンスの祖先なのかどうなのかさえ分らない約20万年前のことである。
花を添えるという習慣が、ヒトがヒトかどうかさえ分っていないそんな昔からあったことの証左でもある。いずれにしても「花を愛でたり手向ける」ということは、太古から我々のDNAに組み込まれた行為ということか。梅を愛で、春をそこに感じる。
※写真加工にはMicrosoft Photo Editorを使っているのだが、最近エラーで画像が開けなくなっており、目下改善策を模索中。従って、写真のアップは後刻。


0