梅雨明け以降連日の猛暑のため、全国で熱中症による死者が相次いでいる。そんな最中の21日、我が家でも主に寝室として使用しているニ階部屋のエアコンの室外機が、熱中症に罹り作動しなくなった。本機が示すエラーコードから、基板の取替となることは素人目にも分かる。
従兄弟が空調設備関係を自営でやっており、ここ15年ばかりは全て彼に任せてある。早速にエラーコードと商品型番を付して修理を依頼したのだが、生憎の超多忙時期とあって、寝食を忘れて休日返上でやってもおっつかないほど働いている。
案の定、1週間経っても梨の礫。その間、エアコンの効く部屋へ疎開して凌いで来たのだが、盆の帰省時には次男家族が使う部屋なので、3日前に事情を話して督促した。従兄弟本人はどうにも手が空かないので、代わりにメーカーの人をよこすことになった。
そしてやっと30日、メーカーからの訪問を受けた。室外機のカバーを開けてチェックの結果は、「多分3万5千円ほどかけて基板を交換すればひとまず直ると思われる。しかし、もしそれ以外(例えばモーターとかコンプレッサー)の故障とかであれば、一度通電した基板の返品はきかなくて無駄になる。更に言えば平成9年製なので耐用年数(約10年)を過ぎており、この先どんな不具合が起きるやもしれない。思い切って新品と交換する手もある。」とのご託宣。これを踏まえて従兄弟に再度相談することにした。
修理を待つ10日の間に、我が家のエアコンのメンテナンス歴について調べてみた。記録に留め始めた1979年からの31年間に求めたエアコンは12台になる。使用頻度が高い部屋のエアコンは、2代目或いは3代目となり、まさしく耐用年数は10〜15年という結果が出た。
油断をすると老若男女を問わず襲われるのが熱中症だが、我が家のエアコンの場合は熱中症に罹ったのが発端でとうとう寿命が尽きたようだ。

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