4月23日にギタークラブ内々での発表会がある。そのために3月に入ってからは、特別に先生より毎週(従来は隔週)レッスンを受けている。
ギター演奏に関して言えば、生来極度のあがり性なので苦労している。合奏は他のメンバーのカバーがあるのでまだしも、ソロ演奏ではごまかしもきかず、今日のレッスンでは右手が意のままに動かず、震えで弦がうまく捉えられないで出だしからつまずいた。
先生から「(3/4拍子の曲なので)出だしを頭の中で<イチ・ニイ・サン>と歌って、テンポを確認してから演奏に入ればよい」とアドバイスを受けた。
家での練習の時にはどうってことはないのだが、人前(特に先生の前)で弾くとなると、ガチガチにあがってしまい普段の20%も力が出せないのはどうしたことか。
演奏の際の緊張は良い方に働けば、集中力を増し、良い演奏につながるが、過度の緊張で、手が震えたり、テンポが狂ったり、演奏が止まったりすることは何とか防ぎたいものだ。
暗譜をしているつもりが、今日も演奏途中から弾き直しを言われると出来ない。「(止まったら最初から弾き直すのではなく)途中からでもランダムに弾けるように練習すること大切」ともっともなアドバイスがあった。どこからでも弾けるようになって初めて暗譜したことになるというもの。
先日も先輩方にあがらない秘訣を聞いたところ、
「そんな方法が有ればこっちが聞きたい」
「誰しも同じ。プロだってそうよ」
「深呼吸をして、肩の力を抜く」
「場数を踏む」
「カッコよく弾きたいとか、恥をかかないようにとかいう気持ちを捨てる」
「十分弾きこむことによって本番での不安を取り除く」などなど。
今から自分が弾く曲がどういう曲かを、聴いている人に知って頂く。その曲の描こうとしている“音楽の世界”のみに気持ちを集中させることが出来ればしめたものだが、まだまだ前途は厳しい。

2月26日のレッスン風景

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