ここ4、5日来の母の容態が気掛かりで、今朝は5時前には起床していた。果せる哉、7時3分にケータイへ呼出しが入った。
取る物も取り敢えず、車庫の自動シャッターが開くのももどかしく潜り抜け背中を思いっきりぶっつけながら家を飛び出した。
それでも我が家から僅か1q先の幸輝園に着くまでに、ケータイが鳴ってから8分間もかかった。消防や救急なら失格だ。
今日は一日中吸痰と酸素マスク(2g→1g→0.5g)が奏効し、熱は38度までに治まり、酸素濃度は95%、血圧も上が100を越すまで改善した。ただ昨日午後2時以降食べ物を一切口にしていないので、眼の焦点が定まった時を見計らってエネルギーゼリーを含ませるも口に溜めるだけで嚥下できない。
夕方にはひとまず落ち着き、口を閉じて静かに眠るようになったので、今晩は個室で付き添わなくてもよいとの看護師の判断で帰される。
この1年間で3度のミラクルリカバリーを遂げている。余勢を駆って4度目のリカバリーなるか、あるいは力尽きるのか、神のみぞ知るところ。母の闘病記のノートが余白4頁となっているのが気になる。
心労もあるのか、昨日あたりから小生の脈が時折飛ぶのも気掛かりだ。やっと血糖値が改善され、SASの方も落ち着いたばかりなのに…。

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