かつての取引先であった備前に住む藤本さんから、とてつもなく太くて長い、6.6sもある見事なジャンボ大根が届いた。
この大根は水やり、間引きから始まって、肥料や植物活性酵素を施し、温室や断熱材にまで気を使って、1本1本手塩にかけて育てたものである。
ジャンボ大根に仕上げるにはコツがあり、栽培方法は
こちら。
藤本さんは、これまでに「ジャンボ大根コンテスト」にも挑戦し、
第5回ジャンボ大根コンテストでは、<桜島大根・その他部門> で10位の実績を持つ。その時の重さは11.40kg。
そもそもこのコンテストは、平成12年2月に広島・因島にある
万田発酵(株)の主催で始まったものだが、平成17年3月からは、「ジャンボ大根フェスティバル」に衣替えして、尾道市、因島商工会議所、因島観光協会などの協賛により盛大に行なわれているもの。
何と優勝者の大根は30kgを超え、1本10万円の値段がつくという。しかし、大抵は商売にするのではなく、コンテスト後は施設などへ寄付をするなど奇特な人たちばかりだそう。
藤本さんとは、小生が在職時からのお付合いなのだが、退職してからもタケノコ、カニ、柿、ギンナン…と四季折々に季節の旬を届けてくださる。
また県北の服部さんも同様に、趣味で山陰まで漁に出かけては、海の幸を度々贈ってくださる。
これ以外にも仕事を離れてからのお付合いが続いているケースがあり、皆さんのご好意には涙が出るほど嬉しい。
小欄
「2006/8/3捨てることによって得たもの」でも触れたように、早期自主退社で失ったものは大きかったが、逆に捨てることによって得たもの、忘れることにより知ることも沢山あったと、しみじみ思う一つである。
今日頂いたジャンボ大根は、如何様にショウヤクしたのが贈呈者の意に沿うのか思案するところ。

6.6sもある見事なジャンボ大根

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