雨の日が続きます。
気温がずいぶん下がりました。
K市にアカエリヒレアシシギの群れが入ったとYさんからの連絡です。
急いで向かいます。
雨と言ってもさほどひどい降りではありません。
到着する頃には一旦雨も上がります。
田圃を見渡すと、アオアシシギがいます。
アカエリヒレアシシギの姿は見えません。
ほんの20分ほど前に飛んだそうです。
それも16羽も(後で写真で数えたら18羽だったとか)。
おやおや。
せっかくですから、近くの田圃を見て回ります。
キアシシギ、クサシギと見ていって、3つめの休耕田でヒバリシギを見つけます。
mさんから、F田圃にアカエリヒレアシシギが2羽いたという話をもらいます。
そうだ、K市の仇はF田圃で討たなければ。
F田圃では3羽のアカエリヒレアシシギがクルクル回りながら餌をあさっています。
ん? 話より1羽多い。
いえ、多いからと言って文句はありません。
むしろ歓迎。

1羽でより3羽の方が、より多くのプランクトンを集められると言う事でしょうか。
確かに3羽の方が田圃の泥が多く舞い上がるかも知れませんね。
ここまできたらM田圃を見ない手はありません。
と言うことでM田圃へ転進。
着いてみれば2台の車が止まっています。
デジスコをセットしているSさんに聞くと、アカエリヒレアシシギが16羽いるとのことです。
え?16羽?
そりゃ、K市にいたアカエリヒレアシシギじゃないのか?
数えてみると18羽。2羽の増加は誤差の範囲。
あるいは細胞分裂か分身の術。
時々1〜3羽で飛びますが、ほかに同調して飛ぶものもなく、あげく、田圃の端から端へ飛ぶだけで終わりです。
結構首元に赤さが残っている個体がいます。
一番赤かったのはこれ。
M田圃はムナグロとアカエリヒレアシシギしか来ないのか、と言われそうですから、最後に昨日撮ったジシギの証拠写真。
何シギかって?
知りません。
雨の日の緊急避難と言うことだろうとのことで、そう言えば前にアカエリヒレアシシギが入ったのも急に雨が降ってきた日でした。
これなら雨の日も悪くない。

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